昨日までの寒さから、今日は日中15℃越え!
ニホンミツバチは去りゆく秋を惜しむように、外勤に励んでいます。
13日に捕獲した群に対しては、移植当日人工巣脾に給餌を行いましたが、まだ貯蜜量が越冬するためには不十分なので、本日蜂蜜を給餌しました。
まずは、上の段を外し、
下段の巣枠から内検。
巣枠の上まで働き蜂が出てきて活動しています。
巣枠を持ち上げ内検すると、蜜が上段から移され、貯蜜された巣脾の上に働き蜂がたくさんとまっています。
下段に蜜を移しているので、今回は下段に蜂蜜を詰めた人工巣脾を、4枚差し込みました。
上段を戻し、上段の内検。
13日に蜂蜜を詰めた人工巣脾を上段に7枚入れましたが、ミツバチが上段から下段へ蜂蜜を移し替えていて、上段の巣脾の内4枚は蜂蜜が空になっていました!
巣脾の黄色い部分が前回蜂蜜を詰めた部分で、全て空になっているのがわかります。
上段の空になった巣脾を外し、代わりに蜂蜜を詰めた巣脾をさしこみました。
巣枠の間に蜂止めの角材を差し込み、
蓋をして、内検終了!
紐で蓋を固定し、作業終了!
寒くなってきたので、巣門に新聞紙を挟み込み、出入り口を狭くしました。
自然巣からの移植の場合、移植時に女王蜂を見つけるのはほとんど不可能です。
この群も先週の移植の時点では女王蜂の存在は未確認でしたが、本日の内見で、
1)働き蜂が落ち着いていて、群れ全体がざわついていない
2)蓋をあける前に巣箱を叩くとシマリング(群れ全体でジュッ~、ジュッ~と音を出すこと)を行った
3)貯蜜の管理・メンテナンスを行っている
4)外勤蜂が、花粉を運んでいる
のが確認出来ました。
これらのことから判断して、女王蜂は健在と思われます!!
ひとまず、一安心です。