7月28日に王台を利用して人工分蜂を行ったセイヨウミツバチ群の内検を今日行いました。
8月7日に女王が交尾飛行に出たことは確認していましたが、無事帰還したかは?でした。
8月に入ってからの女王飛行はツバメ等に食べられてしまう確率が高くなるので不安でした。
働蜂の蛹が確認され無事交尾飛行が完了したことが確認出来ました。
これで、元群と合わせて2群となりました。

中央の蓋をかぶった巣に働きバチの蛹が入っています。

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こちらは蓋がやや飛び出した、雄バチの蛹の巣です。

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こちらは、ハチミツを溜めた貯蜜巣です。
濃縮が完了したハチミツには蓋がかぶせられます。

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裏側です。
上部は濃縮が終わり蓋がかぶせられた貯蜜巣。
中央部は、まだ濃縮が終わっていないハチミツが入った巣です。
その下側に幼虫が入った巣が見えます。

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9月に入ると、女王は越冬用の働きバチの卵を沢山産卵します。
同時に今いる働きバチは越冬用のハチのために沢山ハチミツを集めて一生を終えます。
9月末から10月にかけて生まれた働きバチは、子育てや外勤(ハチミツ集め)を行わず、体力の消耗を最小限にして来年春に生まれる働きバチの子育てまで、命を永らえます。
越冬用の働きバチが生まれてから給餌を行うと、ハチミツの濃縮のために体力を消耗し、越冬中に寿命が来てしまい、春まで全滅してしまいます。