水木しげる先生がおっしゃっていた。スランプなんていうやつはバカだ。机に向かえば何か出来るだろーーー的な事を。つまり今のぼくはバカなんだろう。机に向かっていても何も手につかないのだ。
友だちのN君は言っていた。人は過去に幸せを見出すーーー的な事を。それを聞いた時はそんなことないだろうと思っていたが、今は本当にそうかもしれないと思う。なんであのころはあんなにうまくいっていたんだろうとその時の苦しみや悩みなんて棚に上げちゃって。懐かしさに狂ってしまう。
そういえば、じゃがたらも同じような事を歌っていたな。
ぼくがじゃがたらを知ったのは大槻ケンヂの影響だが、高校生のころの自分を喜ぶようなものを作ろうと思ったのはちょっと前で、やっぱりぼくはちょっと前に戻りたいのかな?いつだってそうだったのかもしれない。
高校生の頃の自分に向けてものを作ろう。尖った笑いと根暗さを誇っているようなものが好きだった私に、まだ狂いそうな悲しみをこの身で感じた事のなかった私に、甘い絶望を夢見ていた私に。
ぼくの成分表示を思い直そう。
