六波羅蜜寺は醍醐天皇の第2皇子で有る空也上人が、京都に流行した悪疫退散を願って自ら十一面観音像を刻み市中を回り
小梅干しと結び昆布を入れたお茶(皇服茶)を病人に授け念仏踊りをしながら病魔を沈められたそうです。
諸堂の落慶行事には名僧600人を請じ大萬灯会を行った、と。
荘厳華麗で大きなお寺だったそうですが、
上人の没後にはその規模が増大したものの…、平の忠盛が塔頭に軍を留めてから平家により広大な境内に平家一門の5200に及ぶ邸館が栄え
平家没落の時に兵火を受け源氏平家の興亡、北条、足利と続く兵火の中心となったそうです。
本堂だけが残されたお寺は小さい…
兵どもの夢の跡ですね。
皇子様だった空也上人なので皇室のご加護が有る様です
疫病退散のお茶は皇服茶として許され、お正月には参詣者に配られます。
此のお寺に姪の体験した不思議が有ります。
姪が私の為に祈ってくれたのも、その理由からですけれど。
小さなSちゃんの為に御線香と蝋燭を。
絵馬を求めて話しかける言葉を書きました。
お父様の夢にでも出てきてほしい、と
信仰心の欠けた私の願いが届かない。かも知れません。
ゴメンナサイ
…帰途に就きます…。