2013年に開かれた日米首脳会談で米軍の早期警戒レーダーであるXバントレーダーを日本に追加配備する事が合意されました。 この合意に基づき既存の自衛隊基地内に米軍レーダーを設置する予定ですが…レーダー運用に必要な色々な施設を設置、建設をしなければ成りません。その為防衛庁は自衛隊基地周辺の土地の買い上げか借り上げる事で米軍用の基地を拡大しようとしています。 Xバントレーダーは一秒間に70億回から120億回と~、 とても高い周波数の領域です。 米軍はこの周波数を使って、米本土え飛来する弾道ミサイの警戒と脅威評価を行い、迎撃ミサイル発射に貢献しようと言う目的です。 小型の弾道ミサイル弾頭を探知する為にはXバントのような周波数が必要であり、1000km先の10cm単位の物体を識別する、と言う精緻さです。 推定探知距離は5000kmで発信出力もメガワット級を使います。暴風雨でも見通せると言う凄いレーダーです。 Xバントレーダーはイージス艦に搭載される「フェイズド・アレイレーダー」と同じ型に属します。イージス艦でフェイズド・アレイレーダーを使用する時は甲板上に乗組員を歩かせないののは海上自衛隊では常識とされて居ます。 レーダーの生体への悪影響を一番よく知っているのは軍関係者なのですね。