亡き母2人が祈った島。 | キノコbpのブログ

キノコbpのブログ

ブログの説明を入力します。

今朝、皆を送り出して~。  ソファーに座り、テレビを見ると…サンタクロース姿の方が海辺に立って居ました。    ちょっと早いお出ましです。…サンタクロースウィンターゲームとか~日本一のサンタクロースを決める催しが有るのだそうです。    場所が「天草」…?何で、と思いました。     説明を聞いて納得。 そうなんです、天草は昔からキリシタンの島。    そして私の生まれ故郷…。  実母は6人目の私を産んで亡くなり。~主人に死なれた「母の妹」、が父の後妻となって、小さな男の子を連れて来た島なのです。   皆と離れて育った私は少女の時に第2の母や兄達と一緒に住む様になりました~、その母から聞いた天草の話。     姉の子と、自分の子。離れ島から預かった子が3人、 目の回る忙しさ。…私が物心付いた時には父は1人長閑な外国生活。   毎日大騒動の家の中です~。子守にお手伝いさんが居て。   「此処は天草、あの切支丹、悲し殉教の夢の島…」。 母がよく賛美歌と共に歌って居ました。  天草四郎とか海に浮かぶ不知火~の話。    アリガトウもサヨウナラも言われないで~、母は血を吐いて、亡くなりました。   母を思い消えた日を偲んで、白い陶土の島をジッと見詰めて泣いてました。