姑は、兄、姉、弟、妹が居て、真ん中でした。学校から蝮沢迄帰って来ると(おーィ!)と呼びます。暗い時にはお父さんが提灯を下げて降りて来てくれたそうです。(姉は綺麗でお父さんが自慢の娘だったけど)早死にをして、(お前が死ねば良かった!)と言われて傷ついた姑。 お婆さんは姑を可愛がり子供時代の姑を連れて…自分の実家や弟妹の家を訪ねる時、路傍の仏様の石の後ろに隠した風呂敷包みを出して~(内緒だよ)と…。 (昔は玩具が無くてネ、暇があれば家の仕事を手伝った)と言います。明治生まれの姑、(下の村の子達は小学校にも行かない子が居たけど、私は小学校を卒業してから高等科に行かせて貰った)と言ってました、(煙草栽培をしてて…役人が調べに来た)そうです。蝮沢でマムシに噛まれた話を聞きません。蛇は煙草が駄目なので煙草の粉を撒けば絶対に逃げます。撒いたのでしょうか?。 (蛙を捕まえてお尻の穴に麦の茎?を差し込んで吹くと蛙が膨らむ)遊びをしたとか、男の子は火薬を突っ込んだそうです。そんな事やっては駄目ですよね。 私が姑から色々聞いた話を義姉妹は全然聞いてません。私にだけ?と思い乍、伝承の記録としてブログに残すと決めた私なのでした。 (終)