山に囲まれた家…昼間は姑が一人です~犬を飼おうと思いました。お隣は共稼ぎの夫婦に子供三人、女の子と弟二人。~ある日お隣に小さくて可愛いワンコが来ました。真っ黒でサンダルに飛び付き足に登ろうと縋りつきます、欲しい!~(欲しいホシイ) と言う私に(この子と同じ日に産まれたのが居るから貰って来てあげる)と言われて~やって来たのはスベスベの茶色い子犬…?~黒い犬のキョウダイは黒だと信じてた私、何で?茶色?。えェツ…?。馬鹿な私でした…ネ。 二匹の親は秋田犬と土佐犬でクロは秋田犬ソックリで子供逹と一緒にお風呂に入り、同じテーブルに並び、大きくなったら…繋がれた自分の小屋をガランガランと引きずって奥に走って行きます。うちの茶色は牝でゴン助…山裾でヤマカガシに噛みつき振り回し、繋いで有るのに奥の栗畑で放し飼いをして居る紀州犬の赤チャンを6匹~、遊び人の植木屋さんに3匹~市役所のお見合いで2匹~で1匹残りました。結婚した次女が拾った赤チャン犬、の3匹が我が家の家族です。 公団や不動産会社が買い占めた山、春はタケノコ、秋は山栗…と歩き回った山、願っても返らない日々は私にとって貴重な想い出を残して消えました。