東京ｵﾘﾝﾋﾟｯｸで環状八号線が作られる為立ち退きで…～山に囲まれた家を買いました。 …右は山、左も山、前が畑、その奥は栗畑～突き当たりも山、低い山ですが私に取っては理想郷です～。山に囲まれた赤い屋根の白い家、下見は私１人、玄関ﾄﾞｧが開かないので庭を回って裏から入りました。庭には背丈程有る草が密集。人の住んだ気配は無く、夏なのにｸｰﾗｰ要らず、涼しいです。 先ずはお掃除、？水道が出ません。元栓は何処？水道局に聞いたら登録が無い！？、エッ、お隣に伺ったら…井戸？～然も三軒共同。玄関ﾄﾞｧが開かないのはﾎﾟｰﾁが畑から流れ込んだ土で埋まって、…皆から文句の連続です。姑に「田舎が嫌で東京に来たのに田舎より酷い」と言われ娘逹は「こんな所よりｱﾊﾟｰﾄが良い」と。「奥から口裂け女が走って来る」って…。初めて寝た夜中、飛び起きた主人、顔を歩いたｸﾜｶﾞﾀに叫んで!。壁を這う全長５㌢の蜘蛛。山裾に繋いだ犬は青大将と闘い～赤い頭の大きなﾑｶﾃﾞ、一週間後に背広の男性が「この家は裁判物件で～住んでは不可ません。」って…何？。兎に角皆の顰蹙を買った家でしたけど…。私には懐かしい住まいです。