検査でクリニックへ行くと、先にお手洗いを済ませて下さい、と言われ
いつもと違う別室へ連れて行かれる。
内診台も恐ろしいけど、ここにあるのはもっと恐ろしい。
分娩台に近い…
脚を広げて、何故か脚を固定される。
え？
なにこれめっちゃ怖い。
思わず看護師さんに、『痛いですか？すぐに終わります？』と声をかける。
『うーん、個人差があるかなぁ。痛い人は痛いっていうけど、痛くない人は全然！って言うよ。痛いのは細胞を切る一瞬だけだから！バチン！って音するけど、その後は痛くないから。』
ひえぇぇぇぇ((((；ﾟДﾟ)))))))
バチン？バチン？
聞かなきゃよかった…。
そして女医さんがやってきて、大事なところをなにか器具で広げられてるような…。
これ既に痛い！痛いよ！？
性交痛が怖くてセックスなんてずっとしてないから、痛みを感じやすいのかも。
広げられた後にまた他の器具？を入れられ、切る場所を確認するために写真をとりますので、カメラの音がしますよ～、と。
カシャカシャ。
これ、カーテンで隠されてるからなにされてるか分かりません。
大事なところに終始不快で痛い器具が入れられて、乱暴されてるような気分になり精神的にかなりやられます。
まだ切らないの？まだ終わらないの？と思っていたら、ついにバチン！
いったぁぁーい！
もう一回バチン！
いたぁいーー！！
もう終わる…もう終わるから…と思ってても中々終わらない！！
その後謎の、ピーという音。
ピーーーーーー
あれ？あれ？い、いたぁぁぁぁぁい！！！
……
ピーーーーーー
…え？いたぁぁぁぁーーっい！
これが何度も何度も繰り返される。
このピーという音がなる度に何故かジワジワと痛みが来て、お腹全体が痛い！
子宮内膜症の患部を刺激してるんじゃないかと思うほど痛い！
細胞を切ったときよりピーーのやつが痛い！
大事なところは長い間いまだに広げられたままだし、めっちゃ痛いし、もういや…としくしく涙が出る。
というか、大人気なく結構泣いた(/ _ ; )
後から聞いた話に寄ると、このピーという音は、血を止めるために細胞を焼いている機械の音らしい。
え？焼く？そんなの聞いてない(Ｔ＿Ｔ)
人よりも血が止まりにくかったそうで、少し長くなってしまったとか…。
一瞬の痛みなんかじゃなかった！
結局20分も大事なところに乱暴された！←医療行為なんだけど
病院は怖い…と初めて思った。
ほんと、精神的にやられた検査でした(´･_･`)
そして、一週間後の検査結果報告。
ビクビクしながらクリニックへ行くと、
なにやら先生はいかにもよろしくないと言いたげなお顔。
結果が良くなかったんだな…と心の準備をする。
『異形成の軽度だと思って検査したのですが、軽度ではありませんでした。切り取った細胞の二つとも、中度まで進行していました。現時点では手術は必要ありません。高度まで進行すれば手術になります。軽度だと自然に治ることもあるのですが、中度では…。』
『高度になるまで、5年10年かかるんですか？』
『いえ、中度になるまでに5年はかかっていると思いますし、10年はかからないと思います。早い方だと1年で高度まで進行する場合もあります。3ヶ月に1度ずつ検査を続けていきましょう。ルナベルを半年飲んで、その後は妊娠を希望されているんですよね？飲み終わった時の検査で高度異形成になっていれば、妊娠は先送りになります。手術しても、落ち着けば妊娠出来るようになりますよ。』
私は、いつになったら妊娠出来るのだろうか。
不妊症かもしれないのに、こんなにのんびりしていていいのか…。
こんなことをしているうちに私の妊娠能力はどんどん無くなっていくんじゃないか？
やっぱり、痛みを我慢して、流産のリスクがあっても妊娠出来るように頑張るべきなのか…？
今一度、しっかり悩んでみようと思ったのでした。
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