このテーマ・ジャンルには、「本や読書に関する格言」や「お話」「逸話」をまとめていきます。
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ひとり灯(ともしび)のもとに文(ふみ)をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる。(吉田兼好『徒然草』第13段)
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「ただひとり、燈下のもとに書物をひろげて、見も知らぬ昔の人を友とすることこそ、何にもまして、心慰むわざである」(安良岡康作氏の訳)。
本を読むことは、その文章を書いた人との対話でもありますよね。その書かれた<内容>自体を読むことも大事ですが、それを書いた人をも読む、作者と対話することも大事です。(ここで、ロラン・バルトの話をしたいところですが、またいつか(^_^;)
話はちょっとそれますが、明日、明後日、午前中90分間、看護専門学校通信制で、平均年齢40歳というかたがたに、看護師国家試験午後の部<状況設定問題の解き方>対策の特別講義をします。今、その内容を考えているところですが、マンガの『ドラゴン桜』の話もしようと思っています。その中に、何度か、<試験問題を解くということは、問題作成者との対話なんだ>、というのがでてきます。これも、基本は同じかな(^_^)
明後日、午後は、福岡女子大学で司書教諭科目「情報メディアの活用」の講義があります。第8講目です。この科目では、<パソコンやインターネットを活用する、パソコンの画面にむかっていると、パソコンを相手にしている、パソコンと対話をしているような気になりますが、つねに「パソコンのむこうに人がいる」ということを忘れないでほしい>ということをいっています。これも、基本は同じかな(^_^)
(文責:穴見嘉秀(あなみ よしひで)@九州大谷短期大学表現学科情報司書フィールド助教授 a73@nifty.com )