From: 穴見嘉秀
Subject: [animador:0203] 「ゲーム」ということば
みなさん、こんにちは。穴見嘉秀(あなみ よしひで)です。
「読書へのアニマシオン」を説明するときに、私は「ゲーム」ということばをできるだけ使わず、「遊び」ということばをつかってきました。
「ファミコンゲーム」などの勝敗を決するゲームのイメージで、「読書へのアニマシオン」をとらえられないうようにするためです。
「遊び」「プレイ」という言葉、これはスペインでもモンセラさんからアドバイスをいただいたことによります。モンセラさんは、「遊び」で「プレイ」ということばをつかったらどうかとも言ってくださいました。
だから、「読書へのアニマシオン」は、「読書ゲーム」ではなく、「読書プレイ」。
今、私はレクリエーションについて勉強しているのですが、 レクリエーションについて、いろいろ勉強しているなかで、「ゲーム」について次のような説明をしている本をみつけました。これなら、私のいわんとする「あそび」の意味も含むのではないかと思います。
今後、私が「ゲーム」という言葉を使うときは、この文献をふまえてということになります。よろしくご了承のほど。
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「ゲーム」というのは意味の広い言葉で、さまざまなスポーツもゲームと称されるし、トランプもゲームの一種である。英語のゲーム(game)の語源をみると、ゲルマン語の"ghem"であり、その意味は「小踊りして喜ぶ」「跳びはねる」である。それが古代英語の"gamen"になり、この意味は「楽しみ=joy」ということになりそうだ。このことからいえば、かたちの整ったゲームよりも、子供の戯れはしゃぐ式のものがゲームの語源的意味に近いように思える。
元来、人間は人と交わりたい、皆から認められたいなどの基本的要求をもっている。これらの欲求が満足されるからこそ「いきいき」とする。ゲームもこの「いきいき」活動なのだ。手を取りあったり、声をあったり、お互いに協力して1つの課題に取り組んだりすることによって人と人とが接し、お互いに作用するなかから相手への理解、信頼、そして集団の中での事故表現が得られ、いきいきとする。< 『グループレクリエーション・ワーカーテキスト コミュニケーション・ワーク』(日本レクリエーション協会)48P>
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むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
穴見嘉秀 (あなみ よしひで)
コミュニケーション・朝の読書・読書へのアニマシオン・紙芝居・笑顔
http://www.hf.rim.or.jp/~yosihide/index.htm
九州大谷短期大学 http://www.kyushuotani.ac.jp/index.html
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以上は、2003年10月5日 読書へのアニマシオンメーリングリストでの発言の転載です。
(文責:穴見嘉秀(あなみ よしひで)@九州大谷短期大学表現学科情報司書フィールド助教授 a73@nifty.com
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