現時点で、私が把握している「NHK日本語センターの朗読テクニック」理論です。


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  <NHK日本語センターの朗読テクニック10 >


①発声=2~3メートル離れた人と普通に話す声で!
  かまえるな、叫ぶな、ささやくな、いい声、つくり声を出すな!


②呼吸=文や句の長さに必要な息を用意せよ!


③発音=普通に話す時の発音でよし!
  ユックリ、ハッキリを意識するな!


④速度=普通に話す時の速度でよし!
  早口になるな、ダラダラ読むな


⑤意味のまとまり=大きくとらえよ、文を細切れにするな
  くりかえし黙読し、考えよ


⑥読点=読点にとらわれるな、不要な読点はとばせ
  読点がなくても必要なら切れ


⑦間(ポーズ)=句点で一拍、読点で二拍ではない。
  句読点のポーズは一定ではない
  句点のポーズは、文と文の意味関係の緊密度で異なる
  読点のポーズは、文中の前後の意味関係の緊密度で異なる


⑧パラグラフ=意味段落で内容を把握せよ


⑨イントネーション=一つの文の意味を組み立てる音の高低を大切に!
  日本語では、意味を伝えるイントネーションは高から低
  意味の切れ目で音が高く立て直される
  意味に無関係な高低の「節」をつけるな
  語尾上げ、語尾のばし、助詞などのはね上げは非常に耳障り


⑩息づかい=文末ではスピードが速くなり、語尾は軽く、弱くなる
  大切な言葉は、息が強く使われる
  腹筋の力で話せ!


(文責:穴見嘉秀(あなみ よしひで)@九州大谷短期大学表現学科情報司書フィールド助教授  a73@nifty.com