幼児への「読み聞かせ」 は、大人への「朗読」とは、すこし違う手法を要するんそうです。
NHK日本語センターの秋山先生に、2003年、下関での全国巡回朗読セミナーでお伺いしたことがあります。
こういう答えでした。すこし、整理します。(文責ピグ)
「読み聞かせだけの時はすこし違うんです。普通の朗読と、一応わけて考えた方がいいと思います。小さいお子さん、幼児以下のお子さんへの読み聞かせというのはわれわれが大人に対してやっているのより、
1 音の高低幅をすこし大きくとったほうがいい。
2 しかも、高低幅の音のレベルを全体としてもうすこし高めにする。
3 普通の読みよりゆっくりする。
4 子どもが好きな場合は、同じものをくりかえして聴かせる。決して、親がたくさん教えようとして違うのばっかり教えるよりは同じものをくりかえす。子どもが要求するのだったら、何回でもよんであげること。
5 繰り返しという意味では、話しの中で、大事なキーワードはそこをリピートしてやる、もう一回読んだということで終わらない、もう一回繰り返してやってもかまわない」
大人、小学校以上であれば、NHK日本語センターの方法論によるものでいいが、それより小さい場合はこの5つを気をつければいいと御指導いただきました。
うちのサークルに、前、幼児学科の学生がいたのですが、この子が「声色つかったり」、必要以上に「演じる」ことをしていました(-_-;) 内容をしっかり理解し、絵本の語る「意味内容」をしっかり「伝える」ということをしてほしいのですが、私の指導ではない指導にどっぷり染まっているのにはまいった、まいった(^_^;)
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2006年05月21日14:16 ミクシイに書いた日記からの転載です。
(文責:穴見嘉秀(あなみ よしひで)@九州大谷短期大学表現学科情報司書フィールド助教授 a73@nifty.com
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