大和絣を、私は寡聞にて初めて知りました。

裃の生地として高名な「奈良晒」は知っていましたが、綿織物もあったとは。

きもの苑さんの記事が詳しいです。
去年の「美しいキモノ」秋号で紹介されていたので、きもの巧者のみなさまはご存知かも知れませんね。

奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで開催される保山耕一さんの、月イチ上映会。


お天気も良く上々の滑り出しです。



前半の「岡本彰夫の奈良奥の奥」公開収録にて、今月は「大和のたからもの賞」第1回目の受賞式でした。



これを、大和絣を復興された亀山知彦さんが受賞なさったのです。





亀山知彦さんのインスタグラムはこちら


レクチャーホールのロビーには、奈良工芸館へ納めておられる着尺

「白妙」が、展示されていました。




白地に藍の絣が爽やか。

こちらは端切れで、触ることができました。
柔らかな手触り。

着尺の拡大画像。
経糸と横糸で模様を構成する経緯絣です。
白に絣のブルーが目に涼しげで、夏きものに素敵ですよね。

結城紬の白地の様に、絣の部分を刷り込みで染めているのではなく、白の部分を括ると伺って、気が遠くなりました。
経糸横糸の白を全部、染料が入りこまない様にくくる…
効率を度外視した精緻な作業。

私の食指のレベルを越えています。
どれほどの手間がかけられたものか。

途絶える前の大和絣は、絣糸を板締めで染めたそうです。

生活着として愛された、気取らない着尺だったのでしょう。


ただ途絶えた時に、道具も板も散逸してしまったと。

それで、あえて括ることで始められたとか。


たしか村山大島は板締めで絣糸を染めると聞いたことがあります。


絹と綿では違うのでしょうね。


亀山さんは、お作りになる絣と同じ様に端正な佇まい。

亀山さんと岡本彰夫先生を囲んで。


事前にもう少し勉強しておいて、色々伺いたかったと、あとから思いました。


残念無念。


亀山さんのインスタグラムにも書いていらっしゃいますが、ならまちの奈良工芸館で拝見できるようです。


去年はワークショップもなさっていた模様。

次回の開催を、虎視眈々しようと思います。


(20260412)


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