今日は、満を持して。
奈良博。
私はどちらかというと、仏様は立体が好き。
今まで仏画をあまり沢山は拝見したこともなく。
なので今回の特別展はスルーするつもりでした。
ですが、NHKスペシャルに引っ張られて、号泣。
法隆寺金堂の壁画復元!
勿論、行きます。行きますよ?
ボストン美術館の関わりがあるなら、この機を逃したら次はいつかはわからない!
雨予報でしたので、しじらに麻帯で罷り越しました。
足元は、足袋カバーに時雨下駄。

駒のせいか、入館時に「恐れいります、下駄は…」と声をかけられました。
噂に聞いていましたが、初めてです。
ゴム張っています、とお見せしたらば。
「音を立てないようにお気をつけ下さい」
それ、余計じゃない?
ハイヒールの方にも仰るのかしら。
そもそも奈良博の床は、あまり靴音響かないでしょうに。
いやいや、あちらもお仕事です。
「はーい、気をつけます😁」
仏画は門外漢ですので、イヤフォンガイドをお借りしました。
←要らんかったかも。
仏画展に来る人は、奈良県出身のアイドル(さんかしら?)のナレーションは不要だと思います…新規客の取り込みは大事ですが、それは正倉院展とか、刀剣展とかで良いかと…
あらら、続けざまにすみません。
第一展示室の中央は、法隆寺金堂壁画の焼損前の模写を復元した空間になっていました。
中央には、橘三千代のものと伝わる厨子と阿弥陀三尊像。
「伝橘夫人念持仏厨子」
昭和前半の法隆寺金堂の空間を、追体験できました。
1000年を超えて伝えられてきた、荘厳な空間。
これだけでも、来て良かった。
法隆寺は聖徳太子を祀る寺とされていますが、あちこちで藤原氏の影がちらちらします。
この辺りは、それぞれの解釈で😁。
次のお目当ては、ボストン美術館からの里帰り。
釈迦霊鷲山説法図(法華堂根本曼陀羅)
千年を超えて東大寺法華堂の寺宝だった仏画が、海外へ流出してしまったのは何とも残念です。


大火前に法華堂根本曼荼羅は修復されていた、と記録にのこっています。
その時の経験を元に製作されたんだとしたら、わくわくしますね。
そして次の展示室には、かつて天理市にあった大寺、内山永久寺の縁の品も一同に揃っていました。
今は池と芭蕉の石碑が残るのみののどかな場所で、案内板がなければお弁当をつかうのに丁度良い場所にしか見えない(失礼)内山永久寺跡。
昔はさらに池と桜ぐらいしかなくて(失礼)、引率の先生に「明治までここに大伽藍があった」と聞いても全然ぴんときませんでした。
沖田総司の時代には、まだお寺があったのか。ふーん。
天誅組は見たのかな、位なもんでした。
展示室は、内山永久寺にあった堂内配置記録を参考に、展示されていましたよ。
国宝指定されて今は藤田美術館にある両部大経感得図や、ボストン美術館に収蔵された四天王図。
中央に不動明王と周囲に八大童子。



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