京都から山陰本線きのさき1号で豊岡まで。
在来線で香住、浜坂まで。
京都駅を出てものの15分程度でこの景色!
田圃の緑が鮮やかです。
駅に着くたびに見える、レトロな建造物。
何だろ、と思っていましたが、もしかして旧駅舎なのかしら!
ここも。
豊岡に着きました。
きのさき1号とはここで。
次の列車まで時間があるので、ちょっと冷たいものでも買おうと改札まで出ました。
まず、自動改札じゃないのにびっくり。
豊岡はまあまあ大きな駅のようですが、改札には駅員さんが立っておられました。
この光景を見るのは何十年ぶりでしょうか。
駅員さんに、飲みものを買いたいので、と言うと出してくださいました。
その時、ふっと微笑まれたような気がしました。
おや。
改札外に、JR西日本の駅なら必ずあるセブンイレブンがない。
立派な新駅舎の1階には、物販施設の跡地に閉店の貼り紙。
グーグル先生によると連絡橋の向こうに朝から開いているスーパーがあるようです。
豊岡の駅前。
やはり旧駅舎らしき建物が。
どこまでも広い駅からの通路。
うーん、誰もいません。
通勤通学には少し遅く、観光客が来るにはまだ早い時間なのでしょう。
駅前商業施設のスーパーは朝から大勢のお客さんが買物をしていました。
必ず覗くお酒売場。
おお、地元のお酒が沢山!
全国展開の銘柄は隅っこにひと棚ですね。
良いなぁ、愛されてるんですね。
いや、朝から買ったりしませんよ。
買うなら帰りです。
さて再び駅にもどりまして。
先ほどの駅員さんが「電車来ていますので、中で涼んでください」と声をかけてくださいました。
え?まだ発車まで15分以上ありますよ。
戦利品のソフトクリームと。
途中、餘部鉄橋も通りました。
立替直前に、応挙寺で有名な大雲寺と一緒に見に来たっけ。
同じ車両にいた学生さんが、ボタン押せば扉開けてホームに出られる、と教えてくれましたので、降りてパシャリ。
感じの良い彼は、青春18きっぷで今日は岐阜から出雲まで行くそう。
鉄道好きなんですね✨
楽しそう。
窓ガラスに吸盤でカメラを取り付けて、動画撮影をしていましたよ。
エレベーターは、ガラス張り。
近代的になってました。
これはコレでありですね。
お昼はシロイカ丼。
丼の烏賊はキトキトで、甘く。
緑の蓋あけると、焼き烏賊💕
ビール欲しい〜。(我慢です。)
2つほどミッションこなして、4時過ぎに立ちました。
眺望が開けるたび、湾の海が見える。
車窓を楽しみながら、特急に乗り換える、福知山へ向かいます。
きのさきからは、由良川に沿って。
悠然と流れる川を上流に遡ります。
和田山の手前で、2両程しかない車内で急病人発生。
ドラマで良く聞く「医療関係の方は…」の放送から救急車が到着して、手当てが始まって発車するまで、20分停車していました。
それ自体はJRあるある、ですが、ここは山陰本線。
次の電車は2時間後です。
特急が待っててくれるのか、ドキドキでした。
ちゃんと待っててくれた「はしだて8号」
ほんまにホッとしました。
ただし満席の為、立ち乗りの特急券なのです。
デッキの額装。
数人でデッキにいると、車掌さんがいらして「ここは暑いから、車両前方のフリースペースにお座りください」と声をかけてくださいました。
寄木細工が美しい窓枠。
シェードも木製です。
ちょっと999の車掌さんが現れそうな雰囲気です。
ちゃっかり買っておいた地元銘柄「香住鶴、辛口」
保冷剤と保冷バックも揃えておいたので、冷えひえです。
うふふのふ。
光で緑に映りましたが、綺麗な紺色です。
ソファも座り心地が良く快適。
行きの特急で一緒だった京都の「けいおん」女子たちともまた同じ車両になりました。
今日1日、楽しかったと声や表情が語っていましたよ。
普通列車が20分遅れを11分に短縮。
さらに特急で7分短縮して、京都着は4分遅れで京都に着きました。
これだと、上りの新幹線にも余裕で乗り継ぎできますね!
やるな、山陰本線。
また是非乗りたい「丹後の海」号。
20分遅れてるから、おそらく巻きたいところのはずなのに、駅ごとに管内放送が入ります。
お客様が向かっているから発車を待て、と🤣
乗りたい人はできるだけ乗せる!
都市部の路線とは全く違う、この心意気よ。
ええなぁ。
さて、今日の移動路線図です。
左端の駅から京都間。
こう観ると長かったなぁ。
無事京都から、慣れた近鉄特急に乗り換えてやっと晩御飯となりました。
西利の鰆西京焼弁当です。
閉店前とて、30%オフ💕
さすが漬物の西利。
焼き鰆にお漬物がたっぷりで、美味しかったです。
香住鶴残しておけば良かった、と後悔しました。
(20240731)