今日、南座で玉様を拝見して参りました。







この感動を何と申し上げれば良いのでしょう!
ああ、「同じ時代に生まれ合わせた事に感謝します」が最も近いかもしれません。



少女漫画ヲタクで、ありがたいことに比較的はやく所謂24年組から、ロックや歌舞伎の洗礼を受けておりました。

とはいえ、やはり好きなだけ観ることが出来るようになったのは就職してから。

(学生時代はビンボーでしたからねぇ)


伝説の阿古屋を玉様がおやりになると聞いて、劇場へ駆けつけましたっけ。

堂々と琴、三味線、胡弓を弾きこなす素晴らしさ、美しさ。

とはいえ、初演。

「ん?」という音もあったりしました。


チューニングなのか、調子なのか和楽器に疎い私には判らなかったですが。


女形があまたおられるなかで、三種の楽器を奏でるお役はなまなかななことではつとまるわけもなく。

玉さまの研鑽が素晴らしいことにはかわりはありません。


それから四半世紀。

その後はご縁とタイミングが遇わず、一度も観ることは叶いませんでした。




今回、着付けの師匠のお声がけで、行ってまいりました。

南座一階ど真ん中。




美しい。

記憶にあるより更に美しく、凛とした阿古屋。

筝も、三味線も、胡弓も。

特に筝と囃子方の三味線との掛け合いにうっとり。

円熟って、こういうことを云うのだわ。



玉さまは、どれだけの山を越えてこられたのか。

誰も敵わない孤高の存在。

かと思えば、躓いた人に手を差し伸べ新しい境地に導いて、再び羽ばたく為の後押しをさりげなくなさる。


(そういえば今の團十郎さんが、かつてオイタした時もカバーなさってましたね。)


玉さまのいる日本に生まれてきて、良かったです。


興奮をちょっとクールダウンさせるために、歩いて富小路蛸薬師下ル(住所ではありません。迷わない為に私がこう呼んでます)の浅野日本酒店へ。


良さげな四合瓶を探します。 
その為にも味見しなくっちゃね。


仙禽の限定酒3種。アテ盛3種。
新潟は猪又さんのサビ猫ロック。
とても美味しかったのですが、いずれも持ち帰り用のボトルはなし。とほほ。
浅田さんの隣も更地でした。
これは、かつてここに町家があった痕跡。
京都あるある。
ブルワリーでもイタメシ屋さんでも、たとえラブボでもいいから町屋遺してほしい。
世界中から京都に来るお客さんは、八条や五条のビル群を見たくて来てるわけじゃない。

本気で今遺すつもりにならないと、手遅れになるのになぁ。

浅野さんで買えなかったので、奈良に戻って泉勇斎へ。
えいやっと、百楽門の裏にしました。
もちろんお味見もちゃっかりと。

今週末の呑み会で、お餞別にお渡しするつもりです。
美味しいのが買えて良かった。

さてお着物です。
松煙染めの松を衿付きで着て、毘沙門亀甲の紋紗の帯。
衿秀のきんちの帯揚げは白緑、貝の帯留めに三分紐は抹茶色。
京子さんの帯飾りも緑。
網代が天の柾目の下駄は、光琳の紅白梅図を刺繍した鼻緒。
長着と下駄は、着付け師匠のおはからいで迎えられたので見ていただきたくて、コーディネートしました。

衿元ピッタリ。
こちらは、みずの先生のおかげです。

キンチの帯揚げはチコちゃんさまのオススメ。
とても締めやすく、買って良かった💕
情報ありがとうございました🙇
(うまくリブログできなかった為、リンクだけ貼っておきますね)


 



(20240617)