先日の記事です。

上映時間が真っ昼間と文句言っても、大阪も同じく真っ昼間。


お着物でもブログでも大先輩のいぬまるさまに教わった、誉田屋源兵衛のポップアップが京都BALで16日まで、と聞いて予定を早めて京都へ来ました。


京都シネマ、久しぶりです。

久しぶり過ぎて、フロアの場所忘れてました。


映画の公式サイトはこちら。




思った以上に、とても面白かったです。

原始布、もっと知りたいと思いました。

4000年からの人の営み、ワクワクしました。



文化の伝播や氏族の移動の痕跡は、神社や地名に残っていることが多いと云われます。


倭文(しずり・しとり・しずおり)の名を持つ神社は、伯耆の国一宮を始め日本各地で祀られています。

奈良ですと、我が家から(自転車で)ちょいと行ったところに(も)鎮座されています。


お着物お好きな方でしたら、天皇即位の際に荒妙・和妙を献上する事はご存知かと思います。が、私浅学にて、荒妙がかつて梶の繊維で織られていたと知りませんでした。

麻布と聞いていたので、大麻だろう位に思ってました。


梶の木と布を作る技術の伝播ルートや、日本書紀の記述を合わせて考えると、無茶苦茶面白いです。

もうちょっとまとめて、もう一度ブログにしたいです。


で、京都BALの誉田屋源兵衛ポップアップです。





ジルサンダーとマルニに挟まれて、敗けてないクリエーションの高さよ。



浴衣でこれだけの迫力。
そしてそして。
映画で見た「現代の倭文」が展示されています。
(掲載許可いただいております)

誉田屋さんの帯は、リアルだと西陣の技術を実感します。

真ん中の旗は、1番カジの繊維を感じます。
こんな帯がほしい💕💕💕💕

タパとのパッチワークのこちら。
素敵!
(水樹和佳さんの「イティハーサ」※思い出しました。
好きだったなぁ。)

水銀朱で染めた糸も、触らせていただきました。 
リアルで見ると更に糸にツヤがあるのがわかりました。

思いがけなく、見ることが出来て感激です。
何人も、同じ映画を観ていた方がお越しでした。 

さらにさらに。
誉田屋源兵衛さんの完成度の高い反物達。
(自分が購入していないお商品はアップで撮影しない、とマイルール決めておりますので、申し訳ありません。
詳細はサイトでご確認くださいませ。)



金魚の。
格子の。
絞りで竹の葉。

デザインが素敵。
(買えませんよ。もう🤣)

そしてそして。
ネットでも、呉服屋さんの店頭でも完売続きの
誉田屋さんのアバカ半幅帯と角帯が!
今なら色選べる位にそろってました。

(サイトからお借りしています)

黄色の矢印の辺です。

あ、私1つ迎えてしまいましたので、黒はもうありません。
あしからず。

予想外に遣っちゃいましたから、明日から昼はお弁当作らなきゃ。
とほほ。
イヤ、本望ですが。


※イティハーサ
水樹和佳(後に水樹和佳子)