休みの度に出歩いておりまして。
6月朔日は、年に一度の有松絞りまつり。
朝4時前には起きて着付けスタート。
昨日のレッスン復習しながら、サクサク。
大和八木から、近鉄特急ひのとりです。
腹が減っては戦はできぬ。
三輪山
初瀬街道に沿って走る近鉄大阪線。
大和八木から長谷、室生と古刹をつないで宇陀まで。
景色の良い路線をゆったり。
田んぼに水が入って、綺麗な水鏡が続きました。
山から降りて、分岐点伊勢中川で北へ。
そのままに木曽三川渡って名古屋に入ります。
名古屋駅の近鉄と名鉄の乗り換えは最短ルート。
ナビタイムより一本前の急行に乗れて、8時半過ぎには有松到着。
今まさに、開店準備の大詰めのバンビさんに挨拶とエールを送り。
まだ早かろう、と雪花絞りのお店で素敵なストールを迎え。
井桁屋さんに9時10分前に到着。
え?もはや開店していて、店内は黒山の人だかりです。
ひ、怯まないもん。
こちとら、去年の阪神タイガース優勝セール2回乗り越えてるもん。
さあ、突撃します。
去年手蜘蛛絞りを迎えるにあたりお世話になった、好美さまにお礼とご挨拶をして。
ひと通り拝見しましたが、清水降下には出会えず。
一旦お店を出ました。
井桁屋さん前で。
まだ人が少ない時です。
9時過ぎの飲食コーナーは、まだのんびりムード。
嵐の前の静けさです、ふふふ。
可愛いワンズがいてました。
これこれ、この暖簾ですよ💕
お洒落なキッチンカー
去年気になったお店を、当たりつけて行ってみました。
館があるお店じゃなかったから、今年いらっしゃるかな?
風神雷神や、雲龍、音符と猫、ビール💕
雲龍の黒は、実際にお召の素敵男子も今日お見かけしましたよ。
どぶろくソーダを手にぱちり。
(さすがですわ)
名古屋へ転勤されたというお友達と。
チコちゃんさま方がきこしめしてたどぶろく屋さん。
郡上八幡の上あたりからお越しだそうな。
甘すぎない巧さ。
私はロックで。
掲載許可いただきました。
バンビさんのお店は、もはや近づくこともできません😁
御健闘を!
絞りの浴衣が美しい。
今年も天狗さまに熊手(で、いいのかな?)で、お頭ぽんぽんしていただきました。
有松絞りまつりの正統派スタイルのお二方。
素敵。
絞りの浴衣にお帽子。
人が多いと日傘はさせませんからね。
朝のわんちゃんに再び。
二度目の今年は、天満宮にご挨拶しにゆきます。
有松の宿場町を見守る様に鎮座される社。
線路渡って街道へ戻ります。
この藍の幟好き。
期間限定ショップにはこのロゴなのかな?
柳が美しい水路。
栗の花かしら?
こちらは、有松絞りについて色々教えていただいたお店さん。
メインストリートの奥にあるので、ひと通りもまばら。
去年いっぱいでお商売畳まれたそう。
絞りの下絵からくくり作業、染め見学に、くくりを外す体験もさせていただきました。
有松絞りの魅力を教えていただき、本当にありがとうございました。
お休みの札がかかっていたので、外からそっと会釈して戻ります。
スリングにわんちゃん入れて男の子の手を引いた若い女性とすれ違いました。
ぴんときてお声がけすると、かのお店を探してると、、。
買うならここ、と勧められてわざわざ足を運んでいらしたそう。
去年終わっておられることをお伝えしましたら、「残念です」と引き返して往かれました。
今日朝から「このタイプは、もうつくることは難しいんです」
異口同音に何度も伺いました。
淋しいですね。
有松の絞りは職人さん1人、1種類が専門と伺いました。
絞りの種類が多岐にわたることも、ひとつの理由なのでしょう。
通りの実演ブースには、三十代・四十代と思しき若手のかたが沢山いらした。
絞りの種類が減っても、それでも。
どうか、このうつくしい布を生み出す技術が、継承されていきますように。
祈らずにいられません。