5月14日はきものしるべの会で、南座へ。



観賞教室は久しぶり。
昔制服で国立劇場に行って以来かもしれません。




OSK日本歌劇OBの桜花さんと女形の片岡千寿さんとの「歌舞伎への誘い」







たっぷりと歌舞伎の魅力について解説いただきました。

それが1つのエンターテイメントになってて、とっても楽しい。


また、千寿さんの衣装の素敵なこと。

羽織を脱ぎ着する仕草に目が釘付け。

あんなふうに、さっと出来ると良いなぁ。


幕間はさんで「銘作左小刀京人形」

あの左甚五郎を片岡松十郎さん、京人形を上村吉太朗さんが演じられました。


このお芝居は初見でしたが、いやー、楽しかったです。

吉太朗さんの踊り、見惚れましたわ✨


皆様で記念撮影。
「フォーマル過ぎないおめかしはこう着る」のお手本が一同に。
普段着着物メインですので、大変勉強になりました。

写真が無いのです。
私としたことが、残念すぎる。
もっと撮っておけば良かったです。
(どうしても他のお客様が映り込んでしまうので、躊躇してしまいました)

今日も皆様、ありがとうございました。

芝居がはねたら、ランチです。

かねてより一度行ってみたかった六角通の「洋食屋のろ」さん。

予約時間ぎりぎりに滑り込みました。



うっしっし💕
スパーリングからスタートです。


前菜はシーザーサラダとカポナータ、ポークのリエット。

16 種の野菜のスープ。
これが絶品。

イトヨリのグリル
メインの前に、冷蔵庫に新政の「亜摩猫」を見つけてしまいました。
シェフに相談したら、「合うと思います」



なんと私開栓の儀でした。
ラッキー💕
微発泡を最高の状態でいただきます!

シェフはイタリアンと日本酒の取り合わせにも、どんどんチャレンジしていきたいと仰ってました。
わーい。嬉しいです。

一品ひとしな丁寧につくられたお料理。
スタッフとのフォーメーションも、息が合って良い感じ。
とても素敵なお店でした。
こちらで、(日本酒開けたりしなければ😁)3000円でお釣りがきます。
お味もコスパも最高です。

室町からも近く、また近いうちにぜひお邪魔したいです。

東へ移動して、今日は文博。


私、厄除けは松尾さんでお願いしたんです。
ご祈祷あげていただいて。
お神酒と「酒難守り」いただきましたっけ。

霊験あらたかなお社です。
(酒呑みのわたくしが保証いたしますよ😁)

展示アイテムの一つ。
二双の屏風。
銘柄が古風なものばかり💕





またお酒ばっかり、って思ってらっしゃいますね?
いや、撮影オッケーの場所がお酒関係ばっかりなのですよ。
(ホントです~)

閑話休題。
そして文博の展示の常として、古文書が面白い!
とにかく面白い。

解説もわかり易くて上手なんですが、セレクトも巧いんだと思います。

歴代徳川将軍が松尾大社に荘園の安堵を申し渡していますが、所領は増えない。
なんぼ毎回直々の朱印状もらったとて、現状維持はきつかろう、と思いました。

松尾大社が、移り変わる時の政権に所領の安堵と地元との土地争いを訴える書状たち。
祀りや社殿、社域を維持していくために一方でこれ程迄に力を入れて来たからこそ、今に続いてきてのだなぁ、と実感しました。

じっくり見てたら時間切れになりました。
今日は京博も行くつもりでしたが、タイムオーバー。
 残念です。(でも、楽しかったです)


さっと奈良に戻って泉勇斎へ。
稲田酒造の四季咲き「竹笋生」

皆大好き、風の森のオーセンティック銘柄「鷹長」

金鼓のうすにごり。
常連の元奈良女の教授(退官されて今は◯◯大の教授)が、久しぶりにいらしてて、流暢な英語で、ブラジルとイタリアの超美男美女カップルに日本酒についてかなり込み入った説明をなさってました。
一緒にいらしてたゼミのOGさんたちも加わって、盛り上がります。
楽しそう。

店内が、英語とイタリア語とポルトガル語が飛び交うワールドワイドな空間になってました。

人生に悔いはないけど、学生の自分に忠告できるなら「英語は死ぬ気で頑張っておけ~!」と言ってあげたい。
ツールだから、使えるに越したことはないよって。

ひゃー、幸せな1日でした。

さて。
お着物です。

単の一方付けのお召に、伝ひなやの組帯。 
帯締めは奈良組み。
紗の羽織。
バッグはウジャバッグです💕

きもの1年生の時に江戸小紋と間違えて、手に入れたお召。
シワになりにくく、着やすくてお気に入りです。

間違って良かった。