仕事帰りにパンを買いに阪神へ寄りました。

おっ、今週でしたか!



木桶サミットです。



これは行かねば。


今年の木桶。
タガの芯は、まだ制作途中です。
明日もまた、ワークショップがあるそうですよ。
イベントは13日17時までです。


2022年に作られた新しい木桶で仕込まれた、初めての醤油が出ていたので、いただきました。




新品の樽で醸されたおニューさん。
ご祝儀ついでです。
これから150年は、醤油製造可能だそう。
毎年どんどん進化していくのでしょうね。

御所市の片上醤油さんをはじめ、木桶で伝統的な方法で醤油を作っておられる蔵が、全国規模で見たら残っています。
「木桶を作る技術がまだ、残っているうちに」
プロジェクトを立ち上げたヤマロク醤油さん。

たまたまこちらにお勤めの職人さんの実家が奈良で、帰省されると奈良町で(角打ちで飲みながら😁)お話を伺ってました。

今年も阪神の売場は、全国から集結された醤油蔵の方々で、活気に満ちていました。

しぼりたての醤油のテイスティングもあって、楽しかったです。
(しぼりたての醤油は、驚きのフルーティさ)
そして木桶に住む菌がそれぞれ違うため、味が全然違うのです。



因みに我が家は、われらが奈良の片上醤油さんをメインに、兵庫の足立醸造さんと、父の故郷の群馬県大間々町の岡直三郎商店さんのを。

冷蔵保存、かつお値段もそれなりにするため小瓶でしか買えませんが、それが丁度良い感じです。

片上さんは地元ならでは。

店頭で手に入りますし、あとの二蔵は年1度阪神で補充😁。



岡直三郎商店を知ったのは、ついこの間。

それこそ、阪神の木桶サミットで。

父が存命のうちに買って帰っていたら、どんなに喜んだことでしょう。


以前蔵へお邪魔した時に、片上醤油の社長が仰ってました。

「醤油屋や味噌屋は、昔はそこの集落ごとにあったもんです。」

地元の分を地元でつくる、みたいな意味でしょうか。


都や江戸に送る様な規模の大きいメーカーは、とっくに近代化効率化に切り替えていたでしょう。


今木桶でものつくりをされている蔵は、どちらかといえば、地元に向けてこじんまりとやっていらっしゃったところなのではないでしょうか。


続けてくだすってありがとうございます。


醤油と味噌と、それからもちろん日本酒。

丁寧にこだわって作っておられる蔵が、好きだなぁと思うのです。


毎年ちょっと振り幅があったり、ヤッパリこれじゃなくちゃね、だったり。

おすまし(お吸い物)を作ると、すぐ判ります💕


さて、近いうちに今日のお醤油のためのとっときの豆腐を買いにゆかねば。


やっぱりきたまち豆腐か、近藤豆腐だよね。