中之島の国立国際美術館にやってきました。お目当てはこちら。




マヤもアステカもティオティワカンも大好きです。

こちらの展示はすべて撮影オッケーとか。










メソアメリカとひとくちに申しても、さまざま。いずれも紀元前からの歴史がありながら、16世紀にヨーロッパ(スペイン、ポルトガル)の侵略を受けて滅んだことは御存の通りです。
アメリカインディアンやインカと違って、この地域は「現在の我々が解読出来る文字」があったこと。

近年解読や発掘がさらに進んで新しい発見が続いています。

※インカなどあれだけの大帝国に文字が無いとは考えられません。おそらく文字の概念が違うだけだと私は思います。
大好きな「羽毛のある蛇」
ピラミッドではちゃんと首周りに羽毛ついています↓


地下通路、行ってみたい✨

わくわくするー、とじたばたしながら観てました。
ティオティワカンのピラミッド。


ゴージャスな翡翠のイヤリング、首飾り、ペンダント。
ペンダント1/10のレプリカを帯留めにしたい❤️

さて、これはお着物メインのブログです。
そろそろ関係ある話をば。
マヤでは精巧な土偶が作られました。
こちらは大体日本だと飛鳥〜平安前期ですね。
私好みの端正なお顔立ちです。
かっこいい。
これこれ。
大きな耳飾りとネックレスをつけた、高い身分の女性が「いざり機」で織物をしている土偶。







まんま、結城紬展で拝見したものとさして違わない様に見えます。

(2021年2月)



紡錘車と紡錘も。

太平洋を挟んで同じ様に翡翠を珍重し、同じ様ないざり機で織っていたってすごいことだと思います!
羅や紗も織られていた様ですし、神様の捧げものや高位向けの繊細な織物もあったことでしょう。
竜舌蘭の繊維とか。どんなだろ?

繊維の展示はありませんでしたので、内容については民博に譲るとして、先の翡翠のアクセサリーと類似したものを身に付けた貴族と思われる女性も機織りをしていたって、わくわくします。

縫い物はできませんが、織物は嫌いじゃない(はず)
タイムスリップできたら弟子入りしたい。

わくわくと妄想で幸せな2時間でした。
いやー、楽しかったです。

やっぱり退職金で、メキシコ&ペルーボリビア旅行!
長生きしたいなぁ。

と、独りにんまりする中之島の休日でした。

この後、せんびるへ行ってお着物2枚持ち帰る私。
誰?貯金とかほざいていたのは!