二度書いて二度とも後半部分が消えました。何故?
さすがに凹みます🤣
失礼しました、追記しました。


朝から弘法さんへ行くつもりでしたが、あいにくの雨。

奈良はかなりの本降りです。


午後には止むそうですが、私が東寺さんにいられるのは午前中のみ。

残念ながら今回は見送りました。



午後はこちらを申し込んでます。



テーマが天神さんやし、母の梅の小紋に松竹梅の塩瀬の帯にするつもりでしたが、雨。

さすがに雨の日に着たら、夢枕で小言食らいそうなのでコーディネート変更です。


道真(呼び捨てかい、😁)は、遣唐使の廃止を上奏したことでも知られていますが、若い時はきっと唐へ行きたかったはず。


天候ゆえ、大島かポリエステルの二択ですので、白の南蛮船にしました。


主宰いただく古代学研究会は、かの角田文衛先生から始まるのだそうな。ありがたや。


今出川より北へ行くのは久しぶりです。

地図みて、会場の「歴彩館」は京都資料館の南側やと辺りをつけてました。

地下鉄北山駅を出たらすぐ京都資料館のはず。

地上へ出てびっくり!

何と資料館が廃墟(オーバーです)になってました。

学生時代散々お世話になった、あの美しく全てが揃ってかつ開架(ここ大事!)、何でも無料で資料が拝見できたあの建物が、こんなんなってるなんて。

植栽もボウボウ。
これは哀しい。


そのすぐ南に京都コンサートホール。
このあたりはかつて府大の農場があったところ。
お洒落になりましたね。
その南が「歴彩館」でした。


ふむふむ。府大の図書館もあるんだ。
大ホールはこちら。前から三列目の中央に席を確保しました。
はい、かぶりつきですよ。
前半は同女名誉教授の朧谷先生。
平安時代前期の天皇・摂関家と菅原道真の関係について。
休憩挟んで、歴史小説家の澤田瞳子さんの作品。
「哭くな道真」「吼えろ道真」を中心に史実と歴史小説の関係について。

その後は、同女教授山田先生を司会にトークセッション。
これがとても面白く拝聴しました。

NHK大河の1回目、道兼が自ら手を汚したシーンについて、ドラマのフィクションが及ぼす影響とそのメリットデメリット。
三名とも、けして否定はなさらないけれど、それぞれの立ち位置でコメントなさる。
これも面白い❗
ちょっとお堅くアカデミックな印象の朧谷先生が、話すたびにどんどん魅力的になっていらして。
何と、以前杉本苑子さん、永井路子さんとお仕事で旅されたそう。
それはさぞかし面白くて、大変でしたでしょう。
だって永井女史よりどうみても、十は年下。
いくら学究の徒とはいえ😁。

澤田瞳子さんも、同大の博士課程を修めた方ですから、会話が面白くないわけがありません。
3時間半があっという間でした。

家帰って杉本苑子さんと永井路子さんの本読み返そう。

平安時代の前期は、後の400年の土台を担う時代。ちょっぴりややこしいですが、ここを押さえていただくと「光る君へ」から平家物語、頼朝が何故鎌倉で幕府を開いたかまで網羅できる、と仰ってました。

私卒論のテーマが応天門の変だったもんで、平安前期はイケてるんです。
うふふ。
って偉そう~🤣
半分位忘れてますけどね。
そんで、生活する上で何の役にも立たないですけど🤣。

でも、21日の骨董市が開かれる東寺は空海さん所縁の御寺。25日の骨董市は道真さんのお社。空海は嵯峨天皇に、道真は宇多天皇に。いずれも平安前期です。

今骨董市で楽しむことができるのも、境内でずっと市が立ってきたから。
私は、歴史って繋がっているなぁ、と嬉しくなります。

そうそう、休憩時間に二階にある図書館へ行って司書のかたに伺うと、旧資料館の収蔵物はこちらに移設されているとか。
そりゃそうですよね。良かった良かった❤️
できれば建物も、何とかしてあげて欲しいです。

さてお開きの後、歴彩館正面にあるうどん屋さんへ。
お昼抜きでしたので、飛び込みでした。
 

ミニかき揚げ丼とタヌキ。

京都でタヌキは、あんかけだそう。

こだわりのお出汁が優しくて、とても美味しくいただきました。


植物園の帰りにわざわざ回ってきても良い位のお味でした。

奈良に戻ってきて、いつもの奈良泉勇斎さん行きますと、アンティーク着物を着こなす素敵女子が、今日初めて弘法さんへ行ってきたそう。


お着物三枚買ったら、おまけに着物が二枚付いてきて嬉しかったけど、肩が抜けるかという程重かったとか😁

一昨年の誰かさんのようですね。

さて、お着物です。
カタスで南蛮船を織り出した大島に木屋太の丸柄袋帯。
海の魚は持ってないので、鯉の帯留め。
夏にオーダーお願いした羽織紐を黒羽織に。

時雨下駄に被せ装着して、雨コート着ていきました。

今日も良い1日でした。