絵本作家の田畑精一が天寿を全うされました。

代表作の『おしいれのぼうけん』は私が幼少期に読みごたえがあるなと感じた数少ない絵本の一つです。

幼稚園のころまでは絵本を何気なく読んでいくという生活だったのですが、小学校低学年になると「絵本ってストーリーに見ごたえのないものが多いし、つまらない」と感じることも増えていきました。

そんななか、当時の私の目に留まった絵本が『おしいれのぼうけん』だったのです。

子供ながら絵本の後ろの方のクレジットを見ると、初版が昭和だった記憶があり、「そんなに昔の本なのか」と驚きました。

絵本と言えば当時からオールカラーが多かったにも拘らず、本作はモノトーンで異質に感じられました。

また、本作は絵本にしてはかなりページ数が多く、分厚めでしたが、スムーズに読めました。

 

 

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実は、ここ数年、自分が話題にしていたり、ふと思っていたりしていた対象の人物が逝去されるという出来事が相次いでおり、不安に感じています。昨日の朝、私は「絵本の中の三大名作は『おしいれのぼうけん』と他に何かな」と考えていたばかりでした。この前の追悼 ジョージ秋山氏という記事にしても、つい2日前にスキマというサイトで『銭ゲバ』を読んでいたばかりだったのです。

さくらももこ、モンキーパンチのときも同様でした。<拉致被害者の願いが叶う日は来るのか>でもそうでした。この出来事が偶然であることを願っています。

 

もう一つの不安は年月の経過の速さ。自分が小学生の時、工藤新一と毛利蘭は自分にとってかなり年上の人物でした。しかし、今や私は二人の年齢を超えています。このような感じで、気づいたときには、自分は毛利小五郎より年上になっているのではないか…。

 

以上二つの不安が自分の頭をよぎっています。