週刊少年サンデーで或る女流将棋漫画の連載が始まった。
第一話を見たが、冒頭から漫画村のキャラを彷彿とさせるウサギが出てきて笑えた。
これは似すぎ。
漫画村問題を取り上げたNHKの番組か何かでウサギのイラストが映っていたのを思い出し、「漫画村 うさぎ」と画像検索したところ、このスマホ画面のスクリーンショットと思われる画像が見つかった。(漫画村ユーザーによる情報)
不良男子の手にはラノベが見えるが、表紙は制服姿のJKのイラストな模様。
将棋漫画の導入部では、将棋の基本的なルールが説明される例が多く、本作も同様である。
ところが、本作の第一話では、たったの1ページで金、銀、桂などの駒の動かし方と、成駒の説明がされており、非常に情報過多だなという印象を受けた。
主人公は「この勝負に命を賭ける」と言い、人生初の将棋の対局に臨むが、二歩と言う反則により敗れる。
そのあと、主人公は窓から飛び降りようとするのだが、足を掴まれて九死に一生を得る。
その時点で私はあまりのシュールさに圧倒されてしまった。
また、作中で出てくる将棋盤の上に桂馬が5枚あるといった雑さもシュールだった。
第二話も読んだが、主人公の非常識さは相変わらずで読む気が失せた。
この漫画の主人公、暴力的すぎないか?
※
この場面において主人公が受けている科目は化学なの?それとも日本史なの?」と投稿した。
※2024年9月追記。
上記に「読む気が失せた」とあるが、「もしかしたら段々と面白くなっていく漫画かも」と感じ、実際には第三話以降も何十話か読んだ記憶がある。「トーナメントなど一敗もできない状況下で『これは流石に主人公かてなそう』という雰囲気から主人公が逆転し、対局に勝つという展開」が繰り返されていたようにも思うが、このような展開は少年漫画で頻出な気もするし、そのことだけで本作をワンパターン漫画と判断するのは早計だろう。
いま本作の題名をネット検索すると、現在も連載が続いていると分かった。漫画雑誌は連載作品の間で激しい競争が行われているとされ、本作の連載が4年も続いていることは本作が雑誌読者たちから一定の支持を受けていることを示唆している。
主人公は確かにぶっ飛んでいるが、彼女を取り囲む「宮村や滝沢や月子」などは常識人に近いキャラであり、本作は「非常識キャラと常識人寄りのキャラ」のバランスが取れていると言えるかもしれない。
なお、分かりやすさのため、本記事のタイトルを<レビュー 『龍と苺』>から<レビュー 柳本光晴『龍と苺』>へ変更した。