〇経緯

個人的には秋元康が絡んでいるアイドル関係の曲には関心がない。

ところが、大学の友人から「坂道グループの替え歌を作ってみて」と頼まれたので作詞を考えることにした。

 

〇改題

Pandemic Age (原題:Cage)

 
〇自作の歌詞
あのウイルスの名を聞いてすぐの頃は
ここまで酷くなるとは思っていなかった
奪われていく命
壊されていく社会
 
ある国の ある都市で ある医師が異変に気付いた
現地では注意喚起がされるも その医師は当局に
デマを流したとみなされ 訓戒処分を受けた
新型ウイルスがその医師を蝕む間に
感染は国中に広まっていった
 
どうして苦しまなきゃいけないんだ
 
Where is liberty?
Certainly, it is always within ourselves
Incompetent politicians can never stop the spread of infection
Let's whisper words of wisdom
We want to know when we can get out of something like a cage
We no longer want to live in a pandemic age
 
感染が広がっていた国々からの渡航者を
入国ゲートで封じればうつされずに済むと分かっていたのに
政府は決断を見送って
感染を我が国にも撒き散らした
息を失った嬰児と高齢者 人影が消えた街路
 
火葬炉が昨日より眩しくなった

Where is liberty?
Certainly, it is always within ourselves
Incompetent politicians can never stop the spread of infection
Let's whisper words of wisdom
We want to know when we can get out of something like a cage
We no longer want to live in a pandemic age
 
Although decent people don't move from here,fools are frolicking outside
The risk of infection makes us restrain
We may have no future
 
(interlude)
 
Where is liberty?
Certainly, it is always within ourselves
Incompetent politicians can never stop the spread of infection
Let's whisper words of wisdom
We want to know when we can get out of something like a cage
We no longer want to live in a pandemic age
 
Now...Where is liberty?
Certainly, it is always within ourselves
Incompetent politicians can never stop the spread of infection
Let's whisper words of wisdom
We want to know when we can get out of something like a cage
We no longer want to live in a pandemic age
 
 
〇後記
大変だったの一言に尽きる。
乃木坂が誕生して以降の秋元康のアイドルソングはメロディを覚えるのに苦労する。
ところどころ不自然に早口になるというか、先に秋元が書いておいた歌詞に作曲者がメロディを一所懸命にツギハギして曲が作られているのかなと思えてしまった。
自分はブルーハーツや洋楽を愛好しているのだが、そういった自分の好みに合う曲は数十回リピートして聴けば、自然とメロディが頭に入ってくる。
だが、坂道グループの曲は数十回リピートしてもメロディがなかなか覚えられない。
私は坂道グループに疎いので、替え歌を作るにあたっては、日向坂46の曲をたくさん聴くという作業から始めたのだが、自分にとって「しっくりと来るような曲」を見つける段階でかなり苦労した。
最初は「まさか…偶然」という曲がゆったり系で早口じゃないから良さげと思ったのだが、メロディが習得できず断念した。
そのあと、Cageという曲を見つけ、「この曲ならまだ替え歌を作りやすそう」と思えて、作詞作業に取り掛かった。
40回ほどリピートしてメロディが大体掴めたところで、最近トピックになっているウイルス騒動を題材に作詞を仕上げた。
今回はサビ以外は日本語での歌詞なので、like a cageとa pandemic age以外、脚韻には拘らなかった。
それにしても、坂道グループの曲って何でこんなに替え歌が難しいんだろ?
洋楽(メタル系などを除く)や普通のJポップや童謡なら、かなりスムーズに替え歌出来るのに。
今思い出したけど、ブルーハーツの替え歌「未来は僕らの手の中」は数十分で出来上がった。
原曲の「未来は僕らの手の中」自体すぐにメロディを覚えられたなあ。