〇タイトル
track18 鳥籠のエヴァーグリーン×append selfdemonizer mix.
第三巻 p71~89
〇分析
★p71~72
エルウッドはパウンダーの命を救ったあと、テントのそばで座っているだけだった。スミスの血で汚れた服を見て一言「ひでぇ格好だな」と言う。スミスは「キミの方こそ」と返すが、エルウッドは「おれは上着なくしただけだもん」と言う。ガンマはギッフルを倒した後、サーカス小屋の中にあった一輪車を使って魔術列車を追いかけていったのだという。
★p73
ウルフィーナは何とかバイクで魔術列車に乗り込むことに成功する。魔術列車に乗る際にウルフィーナはバイクを乗り捨てる。
★p74~76
蝙蝠のような羽を生やしたバルムンクが空からやってきて、魔術列車の上に着地する。列車の壁が次々に剥がれていき、煙突のある先頭車両だけが残っていく。p76の1コマ目でバルムンクは背面跳びのようにしてジャンプしている。2コマ目ではその勢いで仰向けの状態で先頭車両へ移動している。少し醜いが、ウルフィーナはトライポッド・オヴ・ジャスティスを所持している。
★p77
バルムンクはウルフィーナにエミリオを見せる。バルムンクは「今そこで土下座をして謝り自害なさい!」「そうすれば弟さんはお返ししましょう!」と提案する。
★p78~81
ウルフィーナは拒否するが、バルムンクは「私が謝れと言ったのは私に対してではなく弟さんに対してですよ」と語る。さらに、「貴女いまジャーナリストをされているそうですが、その動機が『いかなる権力にも属さず弱い人たち守りたいから』とは!これは一体どういうことです?『権力』に罪をなすりつけてしまえば自らの罪が消えるとでも?」と問い詰める。
バルムンクがエミリオが指輪を取りに行った経緯を知っている理由は不明。エミリオとウルフィーナの口から「ママ」というワードが出てくるが、第四巻でもウルフィーナがママと通話するシーンがある。エミリオが壊してしまった人形ってBLEACHの織姫の家にある人形・ぬいぐるみと似ているような気が。
★p84~85
バルムンクは「目を覚ました弟さんはきっと貴女を許さないでしょうね」「いえ それどころか貴女を憎み殺しさえするかもしれない」「それでも貴女は弟さんを助けたいのですか?」とウルフィーナを精神的に責め立てる。p85の4コマ目の文字だけのコマでキャラの心中分を書くという手法は後のBLEACHで多用されることになる。
★p86~88
ガンマは歯で刀を噛みながら魔術列車に追いついた。p85で「まて!こらー!」が「まへ!ふぉらー!」となっていたのは口が自由に使えなかったため。ガンマはバルムンクを蹴とばし、ウルフィーナのもとに駆け付ける。ガンマはバルムンクがウルフィーナに投げかけた台詞を聞いていたらしく、「オマエいま一瞬諦めようとしたろ?あぁ?フザけんじゃねぇぞ目を覚ましたら憎まれるだぁ?そんなモンくそくらえだ」「憎みたきゃ憎ませればいい」「殴りたきゃ殴らせればいいじゃねえか」「死んだ奴に愛されるより生きている奴に憎まれる方がずっといいじゃねえかよ!」とウルフィーナに訴える。
★p89
バルムンクが蹴られた衝撃から回復し、「フフ…どうしたんです 芥火ガンマ」「今日はやけに情熱的じゃありませんか…」と語る。ガンマは「ああ」「くだらねえサーカスに付き合わされて気が立ってんのさ」とにらみながら答える。
★総評
英語版のタイトルはThe Evergreen Birdcage (Append Selfdemonizer Mix)で原題とほぼ同じ。タイトルは「鳥籠のエヴァ―グリーンに自分を悪魔化させるもの(Selfdemonizer)を添えて」という意味か。自分を悪魔化させるものとは、「自分のせいでエミリオが怪我を負うことになってしまった」というウルフィーナの自責の念を指すと思われる。