今回は久々に資産運用のお話です。ううむ、お金の話はちょっとね、という人は、飛行機や美術の話をいっぱいワールドプレスの本家サイトに書いているので、寄ってみてくださいね。
さて、
市場投資を行う際の重要な判断材料の一つに、株価指標というものがあります。例えば「日経平均株価」とか。
これは、東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄の値動きの平均値で、ざっくり日本の株式市場の動きが上昇しているのか下降なのかが見える指標、という理解でよいと思います。この指標がぐんぐん上がっていれば、経済は好調になっている、みたいな。
とくに小口個人投資家にとって重要なのに「インデックス投資」というのがあり。平均株価を構成している主要な銘柄のグループに出資して、市場株価指標をなぞるような値動きをするファンドに投資するというもの。個別株投資と違って「市場全体は好調なのにぼくが投資した会社はつぶれちゃったあ!」みたいなことがなく。10人の内9人までが失敗し破滅するという株式市場(そして残る1人が利益を独り占め。ははは)において、唯一安全に成果を狙える株投資だ、という人もいます。
アメリカ制空権空域へ侵入した日本機10機の内9機は撃墜される、という状況で唯一のこのこ生還できた100式偵察機。
インデックス投資、と書いていてつい連想しました
ちなみに、アベノミクスが始まったころにすなおにインデックスファンドを買っていた人は、2年間で資産を3倍に増加していた、という分析もあるぐらいです。へえー!
でも、証券会社の人に「僕はインデックス投資をやりたいから、いいファンドを教えて」といったら渋い顔をされて「そんなのもうからないよ」「もっといい個別株があるよ」と言われた経験あり。要するに個別株をお客さんの間で転がすことが証券会社の利益の重要な部分となっているらしい。
もちろん市場が変動し下降すればインデックスファンドの成績も一緒に下がります。でも、アメリカのような経済大国の株式市場は長期的には拡大してゆくので、インデックス投資していれば、ビットコインのような大化けは期待できないにしても自然に儲かっていくことになります(日本はちょっとあやしい状況)。プロの人は素人がこういう自然な儲けかたを見つけてしまうと仕事が無くなってしまうので「われわれの個別ファンドはインデックスに勝ちます」みたいな銘柄を提示したりしますが、実際勝つのは至難の業らしい。もちろん勝つこともあり、あえて個別株をやる玄人もたくさんいることはいる。
そして、インデックスを読むことができるようになれば、「リートなどで濡れ手に粟の大儲けをする投資判断の裏付け」を市場から読み取ることができるようになるのでした。
インデックス関連での注意点は。。。
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