【#拡散希望 3月5日の委員会決議及び3月8日の代表質問の市長答弁についての声明】 | 学者崩れの徒然日記(by行政書士 for 船舶無線/ LGBT)

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北海道網走市で
行政書士で船舶無線・電機関連の会社の二代目馬鹿息子による
徒然なるままに書いてる日記です。

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【#拡散希望 3月5日の委員会決議及び3月8日の代表質問の市長答弁についての声明を出しました】 本日、3月12日付けで以下の内容の声明文を網走市、網走市議会、報道各社に送付いたしました。報道関係者の皆様、本件に関する取材は時間の許す限り、全てお引き受けいたします。取り上げていただければ幸いです。 以下声明文です。 謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、3月5日、開かれた平成31年3月議会、総務経済委員会において、平成30年12月議会において継続審査となっておりました陳情第52号、「LGBTs(性的少数者)へ憲法13条に基づいて立法・行政で最大の尊重を網走市に求める陳情」は、12月議会に続いて立崎議員のみが継続審査の意見により、委員会での全会一致とならず、継続審査となりました。 陳情にご賛同いただき、全会一致に向け委員間討論を行ったすべての総務経済委員会所属議員の皆様に感謝いたします。 なお、立崎議員による12月の継続審議理由に「LGBT関連の諸政策の制度化は表現の自由や思想信条の自由を害するおそれ」という、問題発言がありました。3月議会では、その発言について一切の釈明も謝罪もなく、「推し進めることで何らかの課題を生じさせる懸念」を理由に継続審査を提案しました。委員間討論において、「会派に持ち帰り、採択出来うる文面はないか」との問いかけにも頑なに会派でも継続審査提案である以外の発言はなく、「何らかの課題を生じさせる懸念」についても具体的な説明もありませんでした。 また、3月8日に平賀貴幸議員が網走市の多様な性を持つ方々の人権についての基本的考えや啓蒙・啓発活動について代表質問を行いました。この質問に対して水谷洋一網走市長は「市には現時点でLGBTsに関する相談はございませんが、今後、市民から相談や声が寄せられたら慎重に検討したい」と回答しました。 私が、昨年6月、9月、12月議会の3度にわたって網走市議会に陳情したことは「市民からの声」に入っていないのでしょうか。理解に苦しむところです。 今回の網走市議会会派志誠会、立崎議員及び水谷市長の対応は、網走市に最も少ない推定数の人口の3%、1000人はいる、LGBTs当事者を落胆させたと言わざるを得ません。 2014年改訂されたオリンピック憲章、オリンピズムの基本原則の6には「このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、 国あるいは社会のルーツ、 財産、 出自やその他の身分などの理由による、 いかなる種類の差別も受けることなく、 確実に享受されなければならない」とありますので、このままだと網走市はオリンピック憲章の遵守について問題があることになり、東京オリンピックパラリンピック公式キャンプ地に相応しくないと言われても仕方がない状況です。 今回の対応により、平成が終わる前に12月議会でほぼ合意に至った、LGBTsパートナーシップ制度に関する調査やLGBTsについての啓発すら、網走市では実施される可能性が低くなりました。この状況を打開するためにも、今後継続的な働きかけを様々なチャンネルを活用しながら続けてまいります。  謹白

佐藤正隆行政書士事務所さん(@masataka.gyosei)がシェアした投稿 -