『肩ごしの恋人』 唯川恵
第126回直木賞受賞・・・とか聞くと読みたくなくなるあたしは話題になってた時期に読まなかった。
でも、これドラマ化されたから知ってる人多いんじゃないかな?確か3年前くらいに・・・
これ結構好きなドラマの一つなんだよね。
米倉涼子と高岡早紀、佐野和真くんが出ててww
米倉さんは女としてめちゃくちゃ憧れる!!
あーいうサバサバしてて、でも乙女で、大人で、仕事できて、自分の自信に充ち溢れてる、素敵な女性になりたいものです。
話のあらすじは
欲しいものは欲しいという結婚3回目の「るり子」
仕事にも恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」
という性格真反対なのに幼馴染で親友の27歳の女2人がそれぞれの幸せを模索する
って話。
どっちも女としてとても素敵なんだけど、
萌ってすごく現実的。
ネガティブ、こんなこと言うと怒られちゃうかもだけど、って部分があるかな。
でも、大胆なことやらかしてくれるんだよね~。
なんでも現実的なのにるり子の突拍子もないこと受け入れたり、
仕事を突然辞めたり、不倫したり、年下の家で少年泊めたり・・・
こういう人ってきっと30歳くらいからすごいモテそう!
大人って感じがすごいして。
るり子は、あたしは今はこうなりたいって思うような人かな。
欲しいものを欲しいっていうことって大事だと思う。
でも、普通欲しいって言えないし、恥ずかしいとか遠慮とか見栄とか周りの目とか・・・なんかそんなものに押しつぶされちゃう。
でも、るり子は「そんなの全然気にしなーい」って。これ実はめちゃくちゃスゴイ。
それに彼女が自信を持って言う「女であることに怠けていない」ってのもステキ。
女として生まれてきたのに、女でいようとしないなんてありえない。
こう言えるのって素晴らしい。
何より「自分が好き」って自信を持って言ってるのがすごい。
もうねー、今るり子になりたくてなりたくて。
羞恥心とか捨てて、わがままでも何とでもいいなさい、素直なだけよ、って言えるようになりたい。
ちなみに、本の中に(ドラマでも言ってたかな)
「ある女が、花屋の前でとても綺麗なバラの花を見つけたの」
「たった一本でいいから、そのバラが欲しくてたまらないの。でも、お金を持ってない。それでも欲しくて、花屋の店員と、バラ一本を引き替えに寝ちゃうの。」
この女をどう思うかって萌が柿崎(既婚の恋人)に聞くところがあるの。
みなさんはどう思いますか?
あたしは、欲張りだなって。
欲しいもののためには何でもするんだなって。
思って読んでたの。
柿崎は「無欲」って言ったけど、
文ちゃん(ゲイバーのマスターで柿崎に片思い中)は「欲張りな女」って。
萌も「欲張りな女」って言ったの。
これって男女の感覚の違いなのかな?
本当に欲しいものはどんなことしてでも手に入れる。
つまりるり子みたいな女なんだけど。
すごくすてきじゃない?
文ちゃんのそのあとのセリフで「きっとそいつは、花火が見たくなったら、花火屋に放火するような女よ」っていうのがあるんだけど、あぁ花火見たかったらそうすればいいのかってぼんやり思ってしまった←
でも、欲張りってそういうことなんだね。
あれも欲しい、これも欲しい、手に入れるためには何でもする。
そういう女のほうが失敗を繰り返しても求める幸せを確実に手に入れてるような気がするって萌がるり子のことを考えながら思うんだけど、そうなのかもしれない。
あれこれ考えるんじゃなくて「あたしはあたしが好き」「あたしは幸せになりたいの」って素直に素直に行動してきたら、やってきたこと全てが自分が我慢とかしないで手にしたことだから、その時は楽しいし、後悔もないのかも。
ドラマもお勧めだけど、原作もお勧め。
ドラマがあまりにも原作に忠実でちょっと驚いた。
女の子は是非ご一読あれ。