2021年4月1日 FB投稿記事より

 

今日から四月、卯月に入りましたね!今年も4分の一が経過しまたが、世間はコロナの話ばかりで、少々退屈気味ではないでしょうか?桜の花も見ごろを終わり、散る桜の動画・画像が沢山見受けられますね❣🌸

四月の俳句を一句

春の宵 此一刻を 惜しむべし 高浜虚子作

今月から開始致します。「御朱印・法華経二十八品の心」は京都日蓮宗本山妙傳寺様塔頭本光院様のご首題を元に引用投稿させて頂きます。第一回目は法華経【序品第一】をお送り致します。🙏

「妙法蓮華経」は、鳩摩羅什が、西暦400年頃に訳したものが、日本では、今でも、使われております。

序品とは・・・糸口の章という意味で、これから始まる、非常に長い説法の糸口になる部分なのです。

はじめて「妙法蓮華経」の説法を聞く人ならば、その大真理の暗示や伏線を、訳の分からないまま素直に受取り、ただただ強い印象を感じとるだけでいいのですが!

このお経を繰り返し学び、他人様に伝えようとする人には、その暗示や伏線をハッキリと認め、それが意味するものをしっかりと知っておくことが必要なのです。だから、この序品第一が糸口の章であるからと云って、軽く考えてはならないのです。

法華経 『序品第一』より・・・🙏

      大 光 普 照

      栴 檀 香 風

      悦 可 衆 心

仏さまが法華経を説かれようとした時、

眉間からまばゆい光が周りを照らし、

素晴らしい栴檀の香りの風が吹き人々の心を、悦ばしました。

法華経に触れた皆様も清々しい心となりますように。

法華経序品第一(抜粋)🙏

如是我聞。(かくの如く我は聞いた。)

一時仏住 王舎城 耆闍崛山中。(いちじ、仏は住んだ、王舎城の耆闍崛山(ぎじゃくっせん)中に。)

与 大比丘衆万二千人 倶。(仏は大勢の比丘の衆、一万二千人と、一緒でした。)

皆是阿羅漢。(皆、これ、阿羅漢でした。)

              略

於是弥勒菩薩。欲重宣此義。(是に於いて 、弥勒菩薩は、重ねて此の義を宣べんと欲して)

以偈問曰(偈を以て問うて曰、)

文殊師利 導師何故 (マンジュリシーよ、導師は何故に)

眉間白毫 大光普照(眉間の白毫(びゃくごう)から 大光が尽く照らしたまうや )

雨曼陀羅 曼殊沙華(曼陀羅華や曼殊沙華を降らせて)

栴檀香風 悦可衆心(栴檀の香風は 衆の心を悦可し) 

以是因縁 地皆厳浄(この因縁を以って 地はみな厳浄となり)

而此世界 六種震動(しかも この世界は 六種に震動す)

時四部衆 咸皆歓喜(時に四部の衆は 咸(ことごと)く皆歓喜し) 

身意快然 得未曾有(身意は快然として 未曾有なることを得たり)

眉間光明 照于東方(眉間の光明は 照らす。東方の)

万八千土 皆如金色(一万八千の土を。 皆金色の如し)

              略

我見灯明仏 本光瑞如此(我は、灯明仏を見たり、本の光瑞はかくの如し) 

以是知今仏 欲説法華経(これを以って知る、今の仏も、法華経を説かんと欲す)

今相如本瑞 是諸仏方便(今の相は、本の瑞の如し これ諸仏の方便なり)

今仏放光明 助発実相義(今の仏は光明を放ち、実相の義を助発す)

諸人今当知 合掌一心待(諸々の人よ、今当に知るべし。合掌して一心に待つ。)

仏当雨法雨 充足求道者(仏は当に法雨を雨らして、求道者を充足す)

諸求三乗人 若有疑悔者(諸の三乗を求むる人 若し疑悔有らば)

仏当為除断 令尽無有余(無から仏は当に為に除断して、尽して余り有ることしむ。)

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝 合掌🙏南無妙法蓮華経

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