本日は京都山科日蓮宗了光山護国寺様の日蓮聖人第736遠忌のお会式法要にお参りさせて頂きました。

お会式とは日蓮大聖人がお亡くなりになった日(10月13日/
入滅の忌日/地域により日が異なります。)に営まれる法要の事です。元々の「御会式」の意は「法会の儀式」の略語だそうです。

ご住職様からもお話しがありましが、お会式は日蓮宗が日蓮聖人のご命日に営む法要なのですがお参りされる皆様が少ない様で、宗祖のご命日の法要には沢山の檀信徒の皆様積極的お参りくださいます様お願いいたします。
法要の中で御妙判「波木井殿御書」を拝読いたし、なお一層、法華経を信心しなくてはと思いを新たに致しました。

法要の後教法院三木お上人様より「お題目 初歩のホ」と言うテーマにて法話を拝聴致しました。

シッダールタが仏陀(目覚めた人)となる。(抜粋)
人は自ら老いる(病になる・死ぬ)身であり
老いる(病になる・死ぬ)ことを免れないのに
他の人の老いたる(病になる・死ぬ)を見ては
己を忘れていとに嫌い嫌悪する
老いだけではなく、病いや死からも、免れる事は出来ないのに、多くの人が、まるで他人事のように嫌悪する態度に、いいしれぬ思いを抱いていたといいます。・・・目覚める前の仏陀の心境➡出家求道の道へ➡大苦行と研鑽と真理への追求➡ 迷妄が克服され、疑惑が消え去り➡真理に目覚め人・仏陀(お釈迦さま)となられた。
「真理に目覚める」とは
1.諸行無常(すべてのものは無常であり、止むことがない)
2.諸法無我(すべてのものは、永遠不変の実体【我】はなく
       、ただ仮の今、縁起により存在している)
3.一切皆苦(すべてのものの根本は苦)
1~3迄を正しく理解することが必要で煩悩を消しさり、安らかな心をもって生きることこそが「涅槃寂静」、つまり「悟り」の境地だそうです。
どの様にすれば「涅槃寂静」の境地になれるのか?は三木上人様の12月の法話の会聴講後投稿致す予定です。