実は先月、
離婚以上にショッキングな出来事が。
ブログでは書かないつもりでしたが、
気持ちの整理ができず
書くことにしました。
大学4年生の息子が
学校を辞める
と言ってきた。
うっそー
もうすぐ卒業じゃないか
勘弁してくれ――――
1月に入って、突然でした。
本当はもっと早く言うつもりが、
きっと言い出しにくかったんだろうな。
薄々、感じるものはあったけど・・・
就職先が決まってないみたいだし、
その割には就活あまりしてなかったようだし。
嫌な予感はしたけど、
できるだけ考えないようにして、
避けていました。
息子が話があると言ったとき、
てっきり、就職の話だと思いました。
それが
まさかまさか
です。
こっちは、茫然自失状態。
中学から通ってた学校なのに、
最後の最後であり得る???
期末試験を受けないという。
卒論も書いてないとのこと。
エレベーター式で大学には上がったものの、
勉強してなかったので、
希望の学部には入れなかった。
そのツケがこんな形で回ってくるとは。
就職はどうするんだろう?
えー!
頭が回らない!!
心は動揺しまくってたが、
できるだけ平然を装ってると、
「お願いがあるんだ」と言ってきた。
な、なんだろう?
「どうした?」
「専門学校に行かせてほしい」
「えっ、専門学校?」
「費用は、卒業したら、働いて返すから。
必ず返すので」
どうやら、自分のやりたいことが見えてきたらしい。
それは素晴らしいことだけど・・・
こっちの頭にあったのは、
3月で大学卒業
これでもう学費の支払いはなくなる
就職
ひょっとしたら未定かも
ぐらいだった。
ガックリきたが、
顔に出さないように。
「試験を受けて、何とか卒業できないのか?」
と言ってみたものの、
本人の気持ちを変えるには遅すぎた。
しかも、卒論、
今からじゃどうしようもない。
彼はもう21歳。
責任感は強い方だ。
その息子がこんなこと言ったのだ。
よっぽどのことだったんだろう。
おそらく、大学2年の時ぐらいから、
彼自身が違和感を覚え始めたんだと思う。
理系思考の人間が文系にしか行けなかったから。
もう大人なので、
自分に責任がある、
と言ってしまえば、確かにそうだ。
でもなあ、
離婚をしたのが大学2年のときだ。
彼が悩み始めた頃に離婚したわけだ。
たった、一人の息子なのに
その頃は彼に全く目が向いてなかった。
倒産、自己破産寸前、離婚、
夫婦とも自分たちのことで精一杯だった。
それが重々わかってるから、
今、息子に
『なぜもっと早く言わなかったんだ』
って言えるわけもない。
親としての責務を果たせていない、
それが残念。
いや、悔しさと情けなさでいっぱいだ。
書きながら、涙が出てきた。
第2話に続く
第3話