本日、五城目町議会運営委員会(議運)が行われました。
定例会開会日の一週間前である昨日の正午が一般質問の通告書提出期限だったのですが、今回は10名が登壇します。
私が議員になってから8年半が経とうとしていますがこれまでに最も多い数でこれは歓迎すべきことと考えます。
本日の議運では
議案の確認のあと
会期日程について協議し
9月2日(月)~9月13日(金)と決定しました。
9月2日(月)
10:00 開会
議運委員長報告(私荒川滋)
議員研修報告(私荒川滋、椎名議員、斎藤副議長)
町長行政報告
9月3日(火) 一般質問6名(議員一人の持ち時間60分)
10:00~小玉正範議員 伊藤信子議員
13:00~中村司議員 佐沢由佳子議員 石川重光議員 松浦真議員
9月4日(水) 前日に引き続いて一般質問4名
10:00~工藤政彦議員 私荒川滋
13:00~椎名志保議員 斎藤晋議員
終了次第(午後3時ころ)~議案上程で人事案件を除く25件について副町長が
9月5日(木)~6日(金)
上記議案審査のため常任委員会開催
総務産業常任委員会と教育民生常任委員会に分かれて審査
9月7日(土)8日(日)は休会
9月9日(月)~9月12日(木)
決算特別委員会開催
これは前年度の決算が出そろったこの時期におこなわれるもので、選出された議員6名+議会正副議長が前年度決算について審査します。
9月13日(金) 本会議
・決算特別委員長報告・両常任委員長報告
それぞれの議案について質疑討論を経て議決
・教育委員、人権擁護委員を決める人事案件の議決
・選挙管理委員及び補充員の決定
これらを経て閉会となります。
10名!
ここ8年で最多となる一般質問
各議員が取り上げる項目についてご紹介しておきます。
①小玉正範議員
・水害対策の確認(2項目)
・役場のDX(2項目)
・独身の若者への出会い対策(2項目)
・町の図書室わーくる、杉沢交流センター友愛館の活用促進について(2項目)
②伊藤信子議員
・朝市マラソンについて(2)
・乗り合いタクシーについて(1)
・町長選挙について(1)
③中村 司議員
・五城目町の誇り郷土愛、五城目らしさについて(3)
・災害発生時の危機管理について(3)
・人材育成について(2)
・職員採用試験について(1)
④佐沢由佳子議員
・町のホームページ、SNSについて(6)
・空き家バンクについて(1)
・防災無線聞き直しダイヤルについて(3)
・公共交通について(1)
⑤石川重光議員
・朝市出店しやすい環境づくりについて(2)
・カラス対策をすすめよう(2)
・戸村堰緑道の維持管理について(1)
⑥松浦 真議員
・高校生の海外渡航補助をふるさと納税で(3)
・矢田津世子を今後どのように町内外に発信していくのか(3)
・タブレットの更新及び古いタブレットの有効活用は(3)
・樋門管理のあり方(2)
・遊具新設とエリアマネジメントの融合を(1)
⑦工藤政彦議員
・五城目高校の存続に伴う協議会の設立について(1)
・鳥獣被害対策伴う電気柵設置者への町単独補助金の交付について
・内川川と富津内川と馬場目川のそれぞれの合流部に排水機場(排水ポンプ)の設置を(1)
・八田津世子の肖像写真の設置について(1)
⑧私荒川滋
・災害に強い町になるために(2)
・前期基本計画の折り返しを迎えた総合発展計画について(7)
詳細下記を参照願います。
⑨椎名志保議員
・農業に可能性を(3)
・住民が抱える問題への対応強化を(2)
・少子化により運営に苦慮するもりやまこども園を町としてどうしていくか(3)
・国際的な学びの推進を(1)
⑩斎藤晋副議長
・昨年の大雨被害について(3)
・高齢化対策について(4)
・空き家対策と商店街の復活について(2)
・馬場目川の再生について(4)
・みんなの居場所について(3)
今回定員14名中(議長は基本的には行わないので実質13名)、10名が一般質問を行うことはとても良い傾向です!
一般質問に立つ議員は調査研究にかなりの労力をつぎ込んで向かいます。
真剣勝負!
町に住む方々の声を聞いた議員たちがどんなことを考え提案、質問、発言するか?
それに対して町はどう答えるのか?
生でそのやり取りを見ることが出来る議会傍聴はどなたでもしていただけます。
役場4階、議会事務局前で受付をして傍聴席にお上がりください。
9月3日と4日
平日の日中ではありますがご都合つけられる方はお気軽にお越しください。
荒川滋質問要旨 カッコ内は私のつぶやき
1.災害に強い町になるために
(1)増水時は河川に近づいてはならないという鉄則がある。昨年の被害が大きかった地区の馬場目川にカメラを設置してリアルタイムに閲覧できる仕組みづくりが必要だ。
(2)平成30年、令和5年の水害を経てこの6年間で、大川地区の浸水対策で進んだことは何か。また今後の計画は。(何も進んでいないのでは?)
2.前期基本計画の折り返しを迎えた町総合発展計画について
(1)総合発展計画の基本理念3項目の自己評価は (絵に描いた餅になっているように感じる)
・五城目らしさの追求
・安心と魅力を掘り起こす
・協働と自立を基調としたまちづくりを推進
(2)6項目ある基本目標には町に住む方々から協力を請う「協働の取り組み」が掲げられている。期待する対象者である地域の皆様に意向は伝わっているか?(笛吹けども踊らずになっているのでは?)
(3)事業承継にもっと積極的に関わっていくべきだ。後継者不足から町産業の伝統、技、味、品、そして事業所の灯が次々に失われてしまう。(後継者不在により町の灯が消えていくのを指を咥えて眺めているわけにはいかない!動かなきゃ!)
(4)先日のブログ記事に書きましたが、千代田区の児童3人のホームステイ受け入れした際、五城目町に案内する場所が無かったことを踏まえ、我が五城目町はこれでいいのか?とあらためて思った。情けなかった。森山はじめ観光振興に対する町の考えは? (これでは町に愛着も誇りも持てない。)
(5)安心して子育てができる環境づくり
三種町の子育て交流施設みっしゅには、屋内大型遊具を備えたこどもホール、授乳スペースを備えた休憩室、飲食やお昼寝もできる和室子育て交流室、保育士が常駐する子育て支援センターが併設されている。
いっぽう本町では、子育て世代包括支援センターすぎのこテラス(役場内)、子育て支援センターこどもの木(こども園敷地内)、離乳食教室は社会福祉協議会が入るケアセンター2階とばらばら。子育て支援拠点の集約化と多機能化を進め一カ所で完結できる拠点が必要だ。 (今後空きスペースが生じる五城目小学校校舎の一部など、現存施設を活用して)
(6)高齢の方々が住みよいまちづくりには、居場所づくりが不可欠。この夏に取り組んだ公共施設のクーリングシェルター事業は評価する。その一つである朝市ふれあい館について少しでも快適に過ごすことができるようホールへのテレビ再設置が必要だ。昨年12月の一般質問に対して『テレビの運用を含め広く意見を反映させた施設利用方法を模索していく』と答弁があった。あらためて伺うがテレビ再設置の可能性は? (誰もが気軽に集える居場所づくりって絶対に必要なんだよ)
(7)愛郷心、地域コミュニティの醸成
島根県邑南町の取り組み『ちくせん』を参考に地域活動の活発化、地域コミュニティの維持、誇りを持って郷土を育むような仕掛けづくりが必要だ(唯一のふるさとであるこの町に誇りと愛郷心を持ち続けたい。人口は減っても心豊かに過ごせる町であるためには)
私の出番は9月4日(水)午前11時前後です。
町の将来のために全力で町当局に向かって行きます。
都合つく方は是非とも傍聴にいらしてください。
よろしくお願いいたします。