五城目町議会議員任期最後の定例会が本日26日に開会しました。
日程二日目の明日27日は一般質問!
今回は(も)6名が登壇。
その内容についてご紹介いたします。
2月27日(火)
午前10時~ (議員一人の持ち時間は答弁を含めて1時間以内)
①私、荒川滋 質問項目と内容は一番最後に掲載します。
午前11時ころ~
②畑澤洋子議員
1.特殊詐欺から町民を守る
2.帯状疱疹ワクチンに助成金の開始を
3.庁舎窓口に軟骨伝導イヤホンの常設を
4.テレビ回覧板の運用で安全安心の生活に役立てるサービス開始を
今任期での勇退を表明している畑澤議員にとっては最後の一般質問となります。
畑澤議員は常に、町に住む方々に寄り添いよりよい生活を考えた質問を続けてこられました。
午後1時~
③斎藤晋議員
1.生産年齢人口減少について
厚労省の国立社会保障・人口問題研究所が公表した2050年の生産年齢人口を基に
2.農林業の振興のために
3.適正な議員定数について
4.移住促進を図り人口増を目指すには
④工藤政彦議員
1.除雪業者の育成について
2.町道・県道の舗装補修について
⑤松浦真議員
1.五城目町の公共交通について
2.五城目町で子どもが自由に預けられる場所はどこか
3.子供が常に大人に監視される環境は誰がつくっているのか
4.除排雪について
5.五城目高校の高校魅力化について
⑥椎名志保議員
1.大雨災害から7ヶ月、住民に寄り添った対応を
2.人口減少・少子化対策に本腰を
6番目の椎名議員の終了は午後5時頃の予定です。
一般質問はローテーションで順番が変わるのですが、今回トップバッターの私、荒川滋の質問内容は下記の通りとなっています。
1.任期最後の今回、これまでの答弁に対する現状確認
これまで2期目の4年間の一般質問への答弁で『検討します』『協議します』の類の現状確認をするのです。
検討します=その場しのぎ=結局はやらないと同じこと!まさかそんな事はないよね!
そこの確認です。
(1)令和2年3月
質 町の職員は町に在住すべきで職員採用の際に独自の取り決めをすべき
答 居住要件は定めておらず町内在住者や町出身者の受験を強く望んでいる。有事の際の駆けつけなど重要な課題であり今後有効な方策を検討する
今回の質問:有効な方策について検討を経て現状は?
(2)令和2年3月
質 朝市存続に向けて町として方向性を出すべき。手遅れになる前に
答 出店条件緩和を継続し新規出展者の掘り起こしに努める。八戸市や雫石町などの成功例を参考に関係団体との連携を一層深め取り組む
今回の質問:取り組みの現状は?
令和2年9月
質 年3回の臨時朝市の見直しを(5月4日、8月13日、12月31日)
答 いずれも大切な開催日でありこれからも継続する
今回の質問:臨時朝市は出店社来場者とも非常に少なく朝市そのもののイメージダウンにつながる。あらためて、年3回の臨時朝市の開催は見合わせた方がいいと考えるが、町の考えは
(3)令和2年6月
質 森林環境譲与税導入で好機を迎えている林業において人材確保と育成が必要だ
答 森林環境譲与税を活用した人材育成研修を含め検討を加えていく
今回の質問:現状は?
令和2年12月
質 キイチゴの一大産地として売り出されてから12年経過し現状は
答 平成20年生産量約2トン、400万円→令和2年0.7トン、200万円へ大幅減少
新規参入はほとんどない 生産者確保を目指しキイチゴ研究会の自立に向け尽力する
今回の質問:今後の見通しはどうか?このまま尻すぼみか?
(4)令和3年9月
質 雀館運動公園グラウンドを使いやすく
答 利用しやすい環境づくりのためより良い管理のあり方について町民や小学校とも協議し検討する
今回の質問:今も時期により雑草に覆われ実に利用しにくい状況になることが続いているが、今後の対応は?
令和3年12月
質 通学路の安全確保の徹底を
・小学校前の横断歩道東側に照明灯設置を
・通学路主要交差点にガードレール設置を
答 ・照明灯は設置する
・必要に応じて交差点への車止めを設置する
今回の質問:期待を持たせる答弁だったが何も変わっていない。現状は?
(5)令和4年6月
質 地元産木材の活用と林業の振興、脱炭素の取り組みとして木質バイオマス導入を
答 木質バイオを含む再生可能エネルギーの導入を検討している
木材加工事業者と連携し造林から素材生産、販売を好循環にして雇用の創出につなげたい
今回の質問:現状は?
(6)令和5年3月
質 奇跡の街と呼ばれる奈義町(岡山県)・聖地、神山町(徳島県)など実績に繋げている先進地の例を参考に若者子育て世代住まい確保を進めるべき
答 先進自治体の取り組みを参考に空間の創造に努める
質 一歳児に五城目産木材(間伐材)と職人の技術で作られた椅子の贈呈を
答 町への愛着心と木工事技術の伝承、SDGsへの取組みにつながると考える。職人や専門家の意見を聞き検討する
今回の質問:最高な答弁だったが現状は?
(7)令和5年12月
質 緊急時の情報伝達手段の多重化のため町公式LINEアカウントを開設すべき
答 他のSNSと比べ利用率が最も高い。メリットデメリットを見極め検討する
今回の質問:検討による現状は?
(8)令和5年12月
質 朝市ふれあい館を再び人々が気軽にふれあえることが出来る場所に
答 町民の声を反映させた運用方法を模索したい
今回の質問:期待の声は非常に多い。模索しての現状は?
2.任期最後の今回、これまでの答弁に対する現状確認(災害関係)
(1)令和4年6月
質 河川の土砂除去(=浚渫)、伐木について県への働きかけ強化を
答 馬場目川は緊急浚渫推進事業河川であるが、今年度(令和4年度)は優先順位が高い他の河川に着手する。今後、随時河川の状況を県に通報し優先度を高めるよう働きかけていく
今回の発言:その2カ月後に令和4年8月豪雨、一年後に令和5年7月豪雨に見舞われともに甚大な被害となってしまった。災害後、ようやく県による大掛かりな浚渫工事が行われたがまだまだ万全ではない。
令和5年9月
質 西野橋から富津内川との合流地点までの伐木除根、浚渫工事についての質問に
答 流下能力は向上すると期待している
今回の発言:しかし、富津内川との合流部までは行われていない。
令和5年12月
質 同じく本町部馬場目川の整備についての質問
答 令和5年度県は著しく土砂の堆積や樹木の繫茂が見られる箇所を重点的に実施し次年度以降も継続して行う予定である
今回の質問:多くの方々が注目している。馬場目川の浚渫工事について県の動向をあらためて確認する!
(2)令和4年9月
質 戸村堰沿いと国道285号線沿いの七倉地区で繰り返される浸水被害の検証を
答 戸村堰は令和2年度に完成した頭首工の工事で可動堰になり水量制限され浸水防止の効果はあったと考える。七倉の国道285号線は令和4年の冠水を踏まえ平成29年におこなった調査結果を基に抜本的は排水対策を練る構想である
今回の発言:浸水被害は解消されていない。戸村堰緑道沿いと七倉地区の浸水常襲地域についての対策は?
(3)令和5年9月
質 災害に強い町宣言を
答 災害で得た多くの教訓を生かすべくハードソフト両面から対策に取り組み、災害に強い町、安全安心なまちづくりを進めていく
今回の発言:災害の教訓を生かす意味でも検証が必要で今回のワークショップ開催につながったものと考える。開催してみて当日の水の流れの検証はできたか?生かすべき教訓を得て再発防止につなげられると捉えているか?
(4)令和5年9月
質 西野橋から下流部の浸水対策を問う
答 雄物川流域治水協議会の下流圏域分科会において八郎潟町とも連携しながら方針と対策を訴えていく
今回の発言:今回示された河川改修45億円には下流部の整備は含まれておらず大川地区の方々の不安は全く払拭されていない。下流部の対策について町の考えは?
以上です。
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皆様が選んだ町の議員はどのようなことを質問し、町当局はどう答えるか?
そのやりとりを生で見聞きいただける一般質問の傍聴がおすすめです。
2月27日(火)10:00〜
議会傍聴はどなたでも大丈夫です。
途中入退場も可能です。
ご都合つく方は是非とも役場4階、五城目町議会本会議場へいらしてみてください。
よろしくお願いします。