4日前の7日(木)
今回の五城目小学校イルミネーション点灯最終日の午後。
このあと急速に発達する低気圧の影響で大荒れの予報が出されていたのですが、
嵐の前の静けさ。
とても穏やかな状況でした。(この時までは)
設置してあるイルミとリボンなど、飛ばされないように!今夜最終!最後までなんとかもってくれ!
ホントは、この画像と夜間点灯中の画像をを掲載し、
『点灯はいよいよ今夜が最終!ぜひともご覧になって!』という内容のブログ記事を予定していたのですが、『不要不急な外出はしないように!』予報が予報なだけに取りやめにしていました。
実際、このあとから身の危険を感じるような暴風雪となり、秋田県内では大停電や交通障害、建物被害が多発の自然災害となってしまいました。
五城目町では停電こそ起きませんでしたが町内各地で被害が出ております。
9日の秋田さきがけ新報にも掲載されましたが、町道の防雪柵が広範囲で破損、崩壊。
8日午後、町内状況視察中に大川谷地中で撮影。
そもそも防雪柵とは風が強い地域の道路の吹き溜まりを防ぐもの。
それが、このようになるほどの猛烈な風が吹いたということです。
信じられない光景です。
五城目神明社近くから森山地区への県道真坂五城目線(9日午前撮影)
通称:細越山の坂を上ったところ。
南斜面の樹木が電線にもたれかかっていて、電線で支えられている状況。
電線がピーンと張っています。
電力会社の方々が確認していましたが、今日16時現在まだこのままの状態です
迅速な対応が必要です。
その他、町内各地で
店舗や小屋のシャッター破損、住宅の屋根破損。
JRの運行に関すること。(駅ではない場所、大川の踏切付近で乗客を降ろせざるを得なかった。)
樹木が蔵や小屋、住居に倒れ掛かることによる建物被害が出ております。(小屋を直撃したケヤキ)
風が収まったおとといからは、大雪。
災害級の豪雪の県南地域や、ドカ雪に見舞われた秋田市などに比べるとまだ良い方ですが
それでも連日の降雪に町指定の排雪場所には次々に雪が持ち込まれており、その事に対する問題・要望が私の所に届いています。
休日の今日、迅速に対応はありがたいのですが、課題はまだあります。
町の除雪に対する苦情と要望も届いています。
交通の確保のためにプラスして、町民に歓迎される除雪であるよう町とのやり取りは今後も続きます。
被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
-----------------------------------------------------------------------------------
昨日、10日(日)13:30~
学校としての役目を終えた五城目小学校の現校舎にもの好きな人々が集まってきました。
11月14日に取り付けたイルミネーションの撤去作業!
校内に入るのはこの日が本当に最後。
10数名で電飾を片づけていきます。
ここ数日で一気に増えた積雪に手こずりながら!
屋上班。
60cmほどの雪をこいで進みます。
あさひ台の高台に建つ3階建ての校舎の屋上からの眺めも最後。
ピンク色のリボンの上、青いラインを吊っているのが屋上の取り付け装置。
それを外すのです。
この画像では高低差が全く伝わらないのですが
この赤線が屋上の端っこ。
線の向こうは4階建て相当の高さから地上。
設置時の画像。
高所恐怖症の私にとっては耐えられない身の毛もよだつ高さ;
最後となるこの眺めを記録する校長先生。
校長も我ら『くされたまぐら実行委員会』のメンバーです♪
作業は一時間半ほどで終了し、保管場所に移動。
モサモサと降っていた雪は、作業前にピタッと止んでくれ、終了後に再び降ってきました♪
11月14日の設置作業時は穏やかな秋晴れ
11月20日の点灯式と花火打ち上げの日は雷を伴った荒天の予報でしたが、午後から嘘のように回復してくれました
ギリギリのところでしたが天候に恵まれた今期の大作戦でした♪
最後の施錠の時には、自然と拍手が...
思い出の玉手箱は閉じられました。
ありがと~~
そして
お疲れ様でした。
各クラスの黒板をご紹介しておきます。
冬休み前に五小っ子たちが書いたメッセージ。
感激してしまいました。
数え切れないほどの思い出が詰まった校舎内!
見納めです!
階段状の音楽室は特別な空間に思えていました。
お別れです。
新年度、解体される予定になっています。