日々是奇跡〜妄想の嵐〜(bl小説) -34ページ目

日々是奇跡〜妄想の嵐〜(bl小説)

素人の妄想で綴った戯言話です。
BLが苦手な方は足を踏み入れませんように…
翔潤*末ズがメインです。
嵐さん大好きです。浅くて薄いファンですのでお手柔らかに。




「えー潤ちゃんと2人なんてなんか緊張しちゃう。クフフ。」



翔ちゃんと飲みに行く約束をしてるからチャチャッと仕事を片付けてるときに携帯が鳴る。


翔ちゃんからだった。


潤ちゃんが翔ちゃんを

ご飯に誘ったらしい。


俺との先約があった翔ちゃんは

律儀に俺との約束は断らずに

3人で飲むことを選択した。



「もしもし?相葉、聞いてる?」


「うんうん。聞いてるよ。翔ちゃん残業だから2人で始めとけばいいんでしょ?」


「それはそうとして。じゃなくてさ、カウンターじゃない席に変更しといてって言ってんの。聞いてねーじゃん。」


「あは!了解了解!」



翔ちゃんとの電話を切ってすぐに予約した店に連絡するとちょうどキャンセルで個室が空いたらしく変更できた。





店に着くと潤ちゃんが既に

店の前に立って待っていた。


久々に会う潤ちゃんは

相変わらずの大きな瞳で

俺を見てはにかんだ。


この表情が翔ちゃんのハートを掴んで離さないんだな、と改めて確信した。



「急に割り込んじゃってごめんね。」


「全然大丈夫だよっ、俺は潤ちゃんに久々会えて嬉しいよ?」


「うん、俺も嬉しい。」



先に始めといてっていう翔ちゃんの言葉に通り、仕事終わりでお腹も空いていたから遠慮なく。



「あ、翔ちゃんと旅行だったんでしょ?どうだった?」



その結果報告を翔ちゃんから聞く予定だった今日、それを潤ちゃんに聞くとは。



「すごく暑くて。雨も降ってきて。」


「それは大変だったね。」


「翔さんがすごく旅行プランを綿密に立ててくれてたのに雨でちょっと予定変わっちゃって。」



翔ちゃんに大体の予定は聞いていた。

多分雨で変わってしまった予定は



「俺ね、翔さんと出会って、こうやって上京してからも本当にこんなに良くしてもらったり仲良くしてもらったりするなんて思ってなかった。」


「えーそうなの?翔ちゃんあの大学最後の夏休みに潤ちゃんに出会えたことをすっごく大切な出来事だと思ってるよ。」


「大切な?」


「うん。ずっと大切にしたい人に出会えたんだもん。翔ちゃんにとっては出会えたことがもう大切な思い出だよね。」


なんか恥ずかしい。」


「ふはっ!でも本当に翔ちゃんよく言ってたよ?部屋決める時とかも『これで変な物件だったら俺信用なくすよね』ってマジで大学時代のツレに不動産行ったヤツいないか探してめっちゃ住みやすさとか相場とか確認してたからね。」


「そうだったんだ。知らなかった。迷惑かけてたんだね。」


「違うよ。翔ちゃんすっごく楽しそうだったよ。好きな人が住むとこ探すなんて大役任せられたら、もともと調べもの好きだからさぁ、そりゃ張り切っちゃうよね!」


「今回の旅行もね、行く先々で翔さんが案内してくれて。ここは何年前にこうして出来たんだよ、とか。」


「んで、潤ちゃんが『へぇ〜、よく知ってるね。すごーい』とか言うんじゃない?それで翔ちゃんのテンション上がるよね。」


「だって、本当によく知ってるなぁって思ったんだもん。」


「クククッ、潤ちゃんのそれが聞きたかったんだよ翔ちゃんは。」



赤くなった潤ちゃんは照れるのを隠すようにグラスに口をつけた。



「ね、潤ちゃん。翔ちゃんはね、そうやって下調べとか準備万端にして何でも事前に考えて考えて行動すんの。でも潤ちゃんのことだけはどんなに下調べしても準備しても不安で仕方ないんだよ。」


「不安?」


「潤ちゃんの心は翔ちゃんが予測して計画立ててこっち向いてもらえることじゃないから。慎重に大切に潤ちゃんに無理させないで自然な気持ちで自分の方を向いてもらえるのを翔ちゃんはずーっと待ってるんだと思う。」


「俺が翔さんの方向いてるかどうかなんて翔さんには分からないよね。」


向いてるの?」


「そんな風に見えない?」


「えっ!ええっ?!」



潤ちゃんは「ふふふっ」て笑って

空になったグラスをおかわりした。


翔ちゃんより先に

今潤ちゃんの翔ちゃんへの告白を

俺が受けてしまっていいのだろうか。


いや、これを俺は翔ちゃんに

どうやって伝えればいいんだろう。


てことは、翔ちゃん来たら

俺去った方がいいのかな。


だってそうだよね?

潤ちゃんの気持ちを翔ちゃんに伝えるチャンスを作んなきゃだよね?


じゃなくて、

その場を見届けた方がいいのかな。


翔ちゃん夢だと思うよね。

ええ〜ッ、俺責任重大じゃね?



「俺、翔ちゃんの背中叩きまくっていい?」


「ダメ。」


「どうして?」


「翔さんがせっかく大事にしてる気持ちだもん。翔さん自身のタイミングで俺もいいと思う。」


「えっ?!意味わかんないんだけど。」


「俺と翔さんの自然なタイミングでいいよ。不自然にお互い構えたりしたくないから。」


「潤ちゃんはずっと翔ちゃんが動きだすのを待ってるの?」


「それはどうかな。」



翔ちゃんの背中を押していいのか、

潤ちゃんの言う通り

2人の自然なタイミングを

ヤキモキしながら見守るべきか、


1人心の中で葛藤しながら

目の前の料理がほとんどなくなって

2人でいい具合に出来上がった頃には

「まぁいいや。」

と自分の中で結論に至って

ただ楽しく潤ちゃんと飲んだ。


翔ちゃんが来なくて

翔ちゃんに連絡を入れようとしたら

翔ちゃんは現れた。


























遅いよ翔さーん