想えば長く
永い道…
遥か遠くに見える始まりは
本当は物凄く近くにあって
これから歩く距離に比べたら
ほんの僅かな道のりで
振り返れば
笑ってしまうほどに
足跡の数は少ないんだよね
これから先
目の前に広がる長い道見ては
思わず立ち止まってしまうよ
だからね
それでも歩けるように
行く先思い描いては
溢れる希望を口にして
作れる笑顔をくっつけて
限りの強さ振り撒いてきたけど
それが何になったんだろ
これから何になるんだろ
既に空っぽだよ
まだまだ先は
長いのにね…
って……誰かが言ってたな
別れがこんなに辛いのは
刹那い人の道故に
遥か遠くを見つめるのは
未だ解らぬこの地故…
もがき苦しみ水面下
笑顔絶やさぬ空の下
地の果てにあるこの胸は
空の彼方に手を伸ばす
乾く瞳を潤す涙
故に渇くこの地肌
強さは愛へと成長し
愛が弱さを光らせる
路がこんなに細いのは
哀れな人の生故に
声を簿かして覆うのは
未だに残る赤脈故…
恐れおののき不安に怯え
崩れる音を口にする
意味など無いこと知りながら
かすかに宿る人涙を
大いに振る舞う昨日でも
必ず来るんだ…
平気な顔した
今日と言う日が
愛は強さの源で
源知れば弱さ舞い散り
人となる
だからかな…
別れはこんなにも辛いんだ