口を閉ざす事…

得意なはずで、慣れてたハズ…
なのに…
それが試練となるとやっぱり難しいね
今となっては
伝えたい…伝えられたら相手はどんなに楽だろう…って

閉ざす事で誰も傷付けずに居られたハズなのに…
今は
閉ざす事で誰かを悲しませてる…

それを耐える事は苦しいから
試練なのかな…

でもさ、そんな事を耐えられる人間にはなりたくないよ…
なんて…甘いかな


先生になりたいんぢゃないょ…
誰かを救えるなんて思ってる訳ぢゃないょ…

ただ…
私独り知ったトコで
私独り進んだトコに
待っているのは貴方で…
そんな貴方に
顔向け出来る私がソコに在るとは思えないよ…

なんて…
やっぱり甘いかな…

来る日が来たのかな…

どこかで君も同じ覚悟をしてたんだね
気付かなかったよ……ごめん。

お互いに同じ不安を抱え
同じ寂しさを胸に
想い合っていたんだね。

でもね、やっぱり違うのは
君は僕に興味がないって事。
君は僕を知らないって事。
君が大切なのは…君自身て事。

そこに気付かせてあげるのは
僕には難しいよ…
だって僕は、そんなに強くないんだ

だから、否定もしない。
君の描く僕に怯えるなら
いっそ、逃げて欲しい
君の描く僕が嫌いなら
そぅ告げて欲しい

本当の僕を否定されるよりは
僕も断然救われる…


それに…
やっぱり僕は君が大好きだから
君の辛い顔は見たくないから
不安な日々を送ってほしくないから
君の大事な君を、僕も大切にしたいから
一緒に居たいケド…それは僕の欲だから
ただ君を愛してるから


だから…

もぅ去っていいよ…


必然である以上
しがみついたりしない
泣きすがったりしない
潔く、可愛さのカケラもない位
チャント受け入れるから

君の知らない僕は
いつだって、こうやって生きてきたんだ

ダカラ大丈夫。

その時の
覚悟は出来てるよ…。