「○○さん(私)だったら、あの患者のクワドをもっと促通すると思った。」
今日、私が休憩中に先輩に言われた一言です。
脊椎術後麻痺を患者が障害受容出来ないのは当たり前だと思った。
だってセラピストである私が受容できてない。
L3のルート障害でも、いつかクワドが効くんじゃないかと希望をもって促通してたけど、それだけじゃだめなんだ。
クワドはもう効かなかったら、膝折れしない為に別の場所を鍛えなきゃいけない。
大臀筋、大内転筋、ヒラメ筋…
急性期だから、術後の容体の安定と身体機能向上だけを見据えてやってた。
徒手療法が大切だと思ってたし、
機能が上がればADLが向上すると思ってた。
けど、院内で出来た事が本当に家でもできる?
院内は平地で、医療従事者が常に転倒に気を配って動いてる。病院の一歩外に出たらどう?
上がり框が30cmで段差練習しています。だけど、実際の玄関は床に靴だって置いてあるし、本当にその捕まろうとしている下駄箱は安定してる?
覚醒が低くて、なおかつ高齢者が近いとされる夜間トイレはどうする?
浴槽練習をしました。跨ぎ動作が出来ました。
じゃあ、石鹸で滑りやすい床での跨ぎ動作は?
急性期で出来ませんでした。回復期に送ります。回復期でがんばって下さい。
ホントにそれでいいの?
それだけ患者さんのコストもかかるし、
何より早く家に帰りたい、待ってる人がいる
っていう方を簡単に回復期に送っていいのかな?
私だって毎日家に帰って待ってくれる人がいたら早く帰りたいもん。
病気や怪我で心細い人はどう?
PTは身体を治すだけじゃなくて
患者さんを元いた安心出来る場所に帰すことが仕事だよね。
患者さんの人生をしょってることを
再確認しないと。
治すだけが臨床じゃない、オペ後の容体を安定させることが急性期じゃないって事にこの半年でようやく気づけました。

