30年ぶりのインドひとり旅(その3)
ー出発まで、その1ー
まず職場の近くの旅行会社・HIS水戸支店に出向き、インド9日間フリープランというコースに申し込むことにしました。これは北インドのデリー、アグラ、ベナレス(バラナシ)を周遊するコースです。
フリープランとは、ホテルや現地での移動の手配は全て旅行会社がやってくれ、あとは個人の自由で廻るものです(コース募集ですので往復の飛行機だけでも同行者がいるかと思っていましたが、実際に申し込んだのは私一人で、1名催行となり、結局全くのひとり旅ということになってしまいました)
(ガイドブック「地球の歩き方・インド」)
まずは現在のインドの旅はどうなっているのかと、ガイドブック『地球の歩き方』インド偏(ダイヤモンド社)を買い、またインターネットで現在のインド旅行の情報を集めてみました。そうすると驚く事ばかりです。30年前と比べて書いてあることは怖ろしいインドのことばかり。列車の移動では盗難の危険があるから荷物には必ずチェーンを付けること、女性のひとり旅は危険でレイプの例もある、詐欺に遭い睡眠薬を飲まされ身ぐるみ剥がれる、等です。
とくに私が驚いたのは、デリー空港に夜遅く着いた日本人がほとんど被害を受けているという悪質旅行会社の話でした。空港から市内へ向かうプリペイドタクシーは、悪質旅行会社と結託してその会社に連れ込み、脅して高額の国内ツアーを組ませるというものです。中にはタクシー運転手とトラブルになり殺されたオーストラリア人女性がいたとも書かれています。そのためガイドブックには、初日だけは泊るホテルを予約しておき、ホテルから迎えの人を頼んでおくようにと書かれていました。
(ガンジス河ベナレスの沐浴風景)
30年前に個人旅行で行った時は、これらの心配は全くありませんでした。インドは、コソ泥程度はあっても治安の良い国、安全に旅行できる国だったのです。「かなり治安が悪くなったのかな」という思いを抱きました。今回の旅は旅行会社を通しているため、出迎え人付ですので、入国時の心配はありませんでしたが、リックに付ける南京錠を4個も買い求めることになりました。人懐こく親切な人ばかりという昔の印象がこの時だけは大きく変わっていました。
さあ行こう 乾きし大地 ヒンドゥーへ センチメンタル ジャーニーなんて
(続く)


