みぞおちの痛みには、少し前の行動に思い当たることがあります。
手術後、抗がん剤をするかどうか決めるにあたり、かなり多くの論文を読み漁りました。
治療することに決めたあとは、抗がん剤(今はリムパーザ)に相乗効果を発揮出来ること(もの)はあるのか、ないのか。
先入観を排除して私が実行に採用することに決めたのは、
1.「論拠」が明確なもの
2.前提条件が明確でエビデンスがはっきり出ているもの
3.自分で人体実験をして、自分の身体で効果、逆効果が確認できたもの
だけです。
今ずっと実行しているのはいくつかありますが、土台は栄養管理、主に「糖質制限」です。
改めて気づけば、会社での健康診断でHbA1cがやや高めだったことが多く、がんのきっかけの一部だったのではないか、と疑い始めていました。
サプリも厳選して試していて、効果の判断の基準にしているのは毎回の各検査結果と「痛み」と「睡眠」と「排泄」です。
やっつけているのか、やられているのか。
負けていることによる眠気か、身体の修復作業のための眠気か。
判断を保留しているものもいくつかありますが、私には今のところ期待以上の成果が出ていると思っています。
そして「糖質制限」するにあたって「MCTオイル」(私はココナツ由来100%のもの)はどうなんだろう、と思っていました。
オイル類や脂肪は実は苦手なので、早く結論が欲しくなりました。
バターコーヒーにしてみたりドレッシングにしてみたり、これまでもゆるく試していますが、毎回摂取したあとに微かな痛みを感じていたので、先日は思い切ったことをしました。
昼食のための外出だったので、空腹時にMCTオイルを大さじ半分そのまま飲んで、結果、あそこまでとは思いませんでしたが痛みが出ました。
「不気味な痛み」と言いましたが、実はがんの栄養が枯渇したのでがんが苦しんだ痛みだと思っています。
負けないよ、こっちだって。
ただ、極端なことをすると激しいリバウンドが起きる可能性もあると思うので
「機嫌をとりながらだまし討ち」か
「短期決戦」に持ち込むか…
私のように手術は無意味なほど播種があり、いつどこに反撃食らうかわからない、
崖っぷちがんエリートの悩みは深いです。
つづく…はず。