S5、どうやら稼動可能になりました。前回は17Tプーリー組み立てとチェーンリング交換まで。さっさと組んで外環辺りを走ってみようと思っていましたが、幾らか面倒がありました。
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チェーンの初期化から始めます。常用チェーンはHG600。防錆油を落としてから横置きし、インナープレートへPTFEルブを落としていきます。
100円ショップのステンレストレイ使用。とてもやり易い。
前後とも歯数変更でリンク数不明につき、現物合わせでの調整になります。仮組み~脱着のため、ミッシングリンクを使います。
やはり汚れが気になります。何かこう、グレーのレイヤーが掛かっていますよね。細部に墨入れしてあるし・・・。
分解清掃のモンよ。
物凄く汚れていました。ウエスで拭うとギア板の色が変わる程。隙間なんかウェット気味ですもの。ユニットのスパイダーは勿論、ベアリングのシール周辺やフリーボディも徹底的に清掃しておきました。
清掃後。同じものとは思えない(^^;。
FDとRDを取り付け、チェーンを通してみます。クリアランス確認のため、とりあえず116リンクで繋いでみました。
シフターを操作して位置確認・・・偶然ですが、程々に張って締めただけなのに全速OKです。ただ、インナートップ付近で酷い干渉音・・・FDですねぇ。
キャパオーバーです。
FD-7900のキャパシティは16T。今回53/36Tで17T差なんですよね、正直なものです。キャパ不足ってのはこれまで未経験で、フロントの仕舞いなんて内落ち対策位しか考えたこともありませんでした。しかし、こういった純粋な物理的ネタの場合は、大抵工夫で何とかなります。
(!)数分で解決策を思いつきました。QXLに調整用のゲタが付いていました。こいつでFDを後方へチルトしてやれば、キャパが拡大できる筈。
FDハンガー裏に挟んだシム。
無事解決しました。このシムって特殊部品の範疇になりますかね、とても有用です。単純ですが、自作するのは少々難しいかな。
17Tプーリー。超大型ながらそんなに奇抜感も無し。
ガイドとスプロケのクリアランス自体はOKですが・・・RDの方は、B軸のスプリングが少し強過ぎるかな。3段階のミディアムにセットしましたので、乗ってみて実用上の問題があるようなら入れ直しましょう。
ガイド軸オフセットによるスイング軌道は素晴らしく、改造ケージでは得られない完成度です。爆装零戦では、艦爆の代替にはならないってことですな。
112リンクでドライブトレイン完成。
変速自体は問題なし。レスポンスも及第点です。楕円リングはFDでチェーン保持を担保できないため、フロントの変速には注意が必要でしょう。内落ちについては予防策として、死蔵しているチェーンキャッチャーを設置するつもりです。
手で回してみると・・・ジャラジャラと何かしらの音が聞こえます。(ほぼ無音稼働なRRとは対照的。) 丁寧に観察したところ、チェーンリングが発生源みたいです。コマの打撃音・・・というより、インナープレートの干渉音のよう。これ、ルーツは何でしょうかねぇ。QXL製造時に残った(であろう)切削痕由来かな。
手前から「S5」・「RR」・「ULE」。
稼働車が3台になったの初めてです。だが汎用機が無いという偏向。暫く雨天続きで、実走はお預けでございます。

























