A343 -8ページ目

A343

薄紙で折った飛行機で、どこまで飛べるか試してみたい。

※記事に無関係なコメントは独断で削除致します。
※捨てアカでのアメンバー申請はお断りします。

 S5のワイド&クロスレシオ改良計画です。 ※前記事はこちら

 

 ようやく部品が揃いました。

 

 

CS-9000 11-25T。

 

 北陸のショップから分けて頂いた新古品です。未走行なので歯の磨耗は皆無なものの、ロックリング嵌合部のエッジが削れてアルマイトが剥げています。2回しか工具を掛けていない筈なのに、なんて雑な仕事なんだ・・・。安かったし、たかがロックリングだから文句は無いけど、こういう仕事をする店には愛車を預けたくないと思いました。

 

 ・・・本題に戻ります。

 

----------

 

従来:

RIDEA(W4T)50/38T(12CAP)

11-25T (10S・7900)

SL-BS79 (10S・SIS)

6700 GS (10S・13/15T大径改造)

 

計画:

QXL53T/Q36T(17CAP)

11-25T (11S・9000)

SL-BSR1 (11S・SIS)

6700改 (10S・RockBros17/17T)

 

----------

 

 現状、換装計画のチェーンリングと6700改だけは完了しています。規格外による不具合の懸念はSL-BSR1による11SのSIS制御が6700でも可能か否か。リミットの調整で稼働範囲は問題無い筈です。スプロケのスパンは一定なので仕様上の不具合要素は無いものの、やはり少々心配・・・。

 あとはフリーボディ。HED.3は10S用なので、これも完全規格外になります。チェーンラインに不具合が無ければ物理干渉だけなので、現物合わせでの状況次第といえます。このまま使えれば楽で良いですが、いずれにしてもフリーの11S改造はスプラインを1.85mm削り込むだけの簡単な仕事なので、大した問題ではありません。

案ずるより産むが易し

 いや全く、赴くままに自転車を弄り倒すときは、これに限ります。時間のある悪天候のときに、ぼちぼち進めます。

 意外と厄介なQXLのOCP調整問題。

 

 入力ポイントとなるであろう、いわゆる楕円の肩位置を比較してみようと思い、降ろしたRIDEA(W4T)を重ねてみました。実績上、正解に近いと予想されるOCP3が楕円形状の近似値になると考えていましたが、むしろ1に近いという謎。しかし身体は後ろ乗り傾向を示しています。僕のマシン作りは主観的要求事項の解決を基本としていますので、長径位置の矛盾は無視して3に変更しました。サドルが低いような気もしますが、今回はレシオの変化のみでジオメトリーの変更要素は無いため、OCP問題の副作用ってことにしときました。

 

 OCP変更後の検証2行程目でサドルの低さを確信。走りながら幾度か調整し、Mサイズポスト上限付近で落ち着きました。調整はアゲ5.5mm。シート位置に関して僕は2mmズレたら乗れなくなるような性格なのに、通常考えられない数字です。どういうことやろ・・・脚が長くなったんかな(w。

 

----------

 

 ようやく「よく走る」感覚になりました。客観的データで検証したいところですが、今回のOCP問題による既存の異常疲労が回復していないため、2~3日休まないと無理っぽい。来週のお楽しみです。

 RIDEA(W4T)をQXLへ換装後の直近4行程を検証。状況的に55km/h位まで上がっても良いシーンで、48km/h程度しか出ていません。なのに、やたら疲れます。これは楕円転換時に発生する典型的な現象なので、OCPのズレでFAです。

 

 データを比較すると、高速巡行時のピークパワーが2/3位に下がっています。体感に従って効率良くトルクを乗せようとすると、後ろ乗り傾向になります。つまり入力ポイントが速過ぎる訳で、OCPを大きくすれば解決する筈です。

 

 僕が初めて導入した楕円リングは、Qのシマノ用。OCP設定の無い5スパイダーで、OCP3相当の固定仕様でした。300km程度と云われる楕円転換には、1,300kmを要しています。適応力(身体の基本スペック?)は諸兄の1/4ということでしょうか(^^;。

 ULEで詰めた最適値が2だったのでS5も2にしたものの、要件の異なるフレームで、しかも登坂特化マシンと同様に考えてはいけませんでした。まずは実績のある3に設定し、早々に検証するべきでした。

 

 あ~・・・、検証行程は日課級練の半分程度のTSSなのに、脚が痛いという体たらく振り。身体的マージンの構築だと思えば悪くないですが、僕のアルゴリズムでいえば非効率な仕事となりました。

 

 調子に乗ってロングに出ていれば遭難必至、こうならなかった点だけは救いですわ。

 RD改良とチェーンリング換装後の概況です。

 

 いつもの検証路は追い風基調で好条件なのに、45km/h巡行で6速88rpm辺りとなりました。この条件なら簡単に51km/h辺りまで伸びると思っていたんですけどねぇ、どうにも速度の乗りが鈍い。

 

グレーが速度、橙がケイデンス。

 

 QXLは、RIDEA(W4T)に比べてトルクの乗りが格段にピーキーな感じがします。設計思想が異なるので差を感じるのは当然ですが、このフラットな入力ポイントに随分と馴染んでいたしていたのかも知れません。まぁこれは乗りこなしの範疇なので、体感と相談しながら回し方を探りつつ、OCPで対応できればと思います。

 RIDEAのアウターって、その幾分万能な設計思想がROTORのそれと異なり今ひとつ好感が持てませんでしたが、この結果を受けちょっと良いなと思いました。入手機会があれば、また回してみたいです。

 

 6700系で組んだRockBrosブランドの17/17Tプーリー。本行程では本来のアドバンテージは感じませんでした。まぁ元々が13/15Tなので、激的には変わらないかも知れませんね。この手の製品で最も心配な変速は、大変良好と言って構わないと思います。改造GSケージより良いです。脱落もありませんでした。

 やはりB軸のテンションが高過ぎるようなので、再度バラして3段階ある「低」にセットし直しました。これにより、エンドのテンションボルトも相当に緩み、幾らか抵抗軽減できた筈です。

 

----------

 

 全体としては、今のところデータ不足としか言いようが無いですねぇ。しかし本行程で平凡な数字しか得られなかったとはいえ、仕様上「不可」と「条件付きながら可能」は全く違う訳で、機材の方向性としては満足です。巡行マシンとしては、やはりギア板の見直しが必要かも知れません。これは数百km走ってからゆっくり考えます。

 雨ばっかりですね。

 

 53Tに換装したS5、昨日やっと実走できました。しかし、あいにく東北東の強風で、110ftp%で30km/hしか出ない状況。抵抗やらデリケートな部分に関しては従来との比較検証はできませんでした。ただ、6%のレシオ差ってのは「あと1枚」に相当する訳で、100rpmで61km/hに達します。脚さえ持てば無理なく60km/h出せる仕様といえますね。一般に云われるロード標準の90rpmなら55km/h、僕の巡行常用である85rpmなら52km/hですから、滅多に無い好条件下で、より楽しく巡行できると思われます。

 

 一生懸命回しても、同行の方にどうしても付いて行けなかった追い風の海岸線超級の下り。特化マシンは仕様上「そういうもの」とはいえ、やはり気持ち良く走ることはホビーライダーの醍醐味であって、機を逸すると大変損した気分になります。この仕様なら、こういった際に遅れを取ることはまず無いでしょう。

 

 某高校の自転車競技部を舞台にした漫画では、下りで90km/hを発揮しライバル校に迫っていましたが、53-11でも148rpmになりますね。皆さん卓越した技術を持っているのでしょうが、この速度域の維持には少なくとも300ftp%以上は必要でしょうか。空気抵抗は40km/h時の約5倍。ローテーションなんかしたら、2番手の人は空気の壁に殴られたみたいになるんじゃないですかね。3番手以下は追突必至・・・凄い世界だ。

 

 さて、どうにか路面が乾いたようです。風も収まっているようなので、ようやく仕様の検証ができますよ。