ALTUS20レバー用のブレーキ。元々はカンチです。昨今カンチは選択肢が少ないし、無駄に重いアウター受けも必要です。既存品を再整備するか、カンチを新調するか、あるいはV化するか悩んでいました。
折角の機会だしチドリを用意するのも億劫なので、V化してみようと思いました。しかしながら、普通のVブレーキは引き量が異なるようで、レバーに互換性が無いようです。
Vブレーキのアーチは、105~115mm程度らしい。V用レバーの標準引き量が幾らか知りませんが、キャリパーやカンチの場合は40mm程度のようです。互換性の無さは、引き量が足りないことによる動作量の問題らしい。これにVブレーキ側の要件を合わせたものがミニVで、80-85mm程度になっています。
今回の場合はレバーに合わせるので、アーチ80mmのミニV(未使用バルク品)を取り寄せてみました。クロスバイクをドロップ化する際の定番らしい。手に取ってVブレーキをちゃんと見たの初めてです。特殊座金で調整機構を構成しているシューのマウントなんか、簡潔で合理的にできていて感心します。
ピボットの規格はカンチと同じで問題ありませんでした。仮付けしホイールを付けてみると・・・これ際どいな・・・。31Cみたいな細めのタイヤなら余裕なんですけど、極太ブロックタイヤのため、見た感じワイヤーとのクリアランスがせいぜい1mmしかありません。アウトですねぇ。試しにワイヤーを通してみたところ、1mmどころじゃなくて完全にブロックの谷を通っちゃっていました。走れません(´д`)。
おまけにアームを解放してもホイールが外せない。
最低あと4mm必要です。レバーの制約と実用的な寸法マージンの落としどころということで、アーチ90mmのBR-R353を発注しました。ミニでもないがノーマルでもないということで、コンパクトVと呼ばれています。
コイツが実用になったとして、予想される性能は・・・「ノーマルの組み合わせより物理的なセッティングがシビアで、ノーマルVより幾分効きが悪い。」という感じでしょうかね。カンチ比での効きは不明なものの、Vの設計思想に逆行する訳なんで、やっぱ良いこと無いな。
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まぁね、メリットも無いのにわざわざ7速システムを一部残すってのが普通じゃないんでしょう。アウターキャップ規格やらの都合か、新調したアウターがフレームのアウター受けにピッタリ合わないという、良く分からないネタも発生しています。「美しく仕上げる」という観点では、リンケージも苦労しそうです。


















