プ:「降ろし方始め」
ホ:「エントリーっ!」
降下姿勢何でもない状況で、クーベルメほぼ空室のElite製コンテナが「エントリ~」されてしまいました。
この配置で左のコンテナが落ちました。
後方傾斜配置のマウントは乗車中の脱着性と空力に優れる反面、ギャップ等でズレたボトルの自己復元性(重力で元の位置に収まる)が低下します。比較的「発射」に弱いことは分かっていましたが、今回の脱落はちょっと意外でした。検証してみたところ、コンテナの「変形し易さ」が主因のようでした。次点でケージとの相性ってとこでしょうかね。PDケージの爪は独特のカーブで、Eliteのクビレにはピッタリ収まらないので。
対症的には、ケージの交換が最も効果的でしょう。
米国在住のトライアスリート「Rain Cloud」氏から、抜群の発射耐性と伺っていた「Elite Ciussi Gel Cage」を取り寄せました。いつも最前線で使っている方からの情報は実戦用ってことになりますので、僕は氏のインプレをとても信頼しています。「見た目は地味」とのことでしたが・・・
確かに地味だ。
普通のワイヤーケージに、硬さの異なる2種の樹脂でできたパッドみたいなものが付いています。
これでボトルを抱え留めるようです。
嵌めてみると・・・ホールド力は勿論ですがこのパッドかなりの摩擦があって、揺すっても浮きや回転を許しません。
浮きや回転: 長く愛用しているボトルやコンテナに付いた傷を見ると、ズレと復元を延々と繰り返しながら留まっていることに気が付きます。復元力の方が強いので落ちていませんが、このバランスが崩れると徐々に、また限界を超えると一気に「発射」するってことみたいです。
「Gel Cage」は、増槽用のサイド2つに採用。
CO2マウントはボトルマウント自体が緩む原因になる恐れがあるため、半固定としました。こういう常時振動に晒されるような箇所には、高強度だが完全硬化しないような弾性タイプの化学反応型接着剤が向いています。今回はサイレックスを使いました。
これで緩みとはオサラバよ。
後方は下吊りになるので、必ず閉鎖型ケージを使います。手持ちのものを比較して、一旦降ろしていた「Mio Sior」を採用。ここはツールコンテナ用です。このところ、出し入れのし易さで人気のある縦割り型ソフトケースを使っていましたが、底部に適当なエッジが無いためにケージの掛かりが悪くてベルクロの併用が必須なうえ、異音の元になっていました。これを件のコンテナに戻してみましたが・・・この配置だと、コンテナに高さがあるとそれ自体の「しなり」が加速度的に増加してしまいます。後程、少し丈の低いOGK製に替えます。
今まで気が付かなかったけど、実に見事な収まり。
コンテナ自体の強度もEliteより随分高くて、変形によるトラブルも無さそうです。インナーケースが無いため、収納力も遜色ありません。
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さて、実走検証です。
快適な提頂道路でクソ飛ばしますよ。
かこ~ん・・・約3km走行で左側発射・・・マジか。回収のため停車してさらに驚愕!
右側も抜ける寸前です。
危うく連装で打ち出すところでした。
巡行練コースを止めて直帰します。この際にボトルの挙動を確認してみました。
振動で浮く → 樹脂パッドがそこで保持 → 振動で浮く
という悪循環を繰り返し、急速に発射態勢へ移行していました。あれです、猫じゃらしを逆さに持って「にぎにぎ」すると、手の中から出てくるみたいな感じです。大きなギャップだけではなく、ゼブラを通過しただけで1.5cmくらい出てきちゃってます(´д`)。
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何故だ、何故ガルマ(ry
何故、引っ張っても簡単に抜けないのに、走ると落ちるのか。
「ボトルケージは、横向きに付けるように設計されていない」
でFAでしょう。
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ベルクロで補助すれば発射は防げるでしょうけど、そうすると走行中の給水装備としての利便性を致命的に損ないます。ケツマウントも随分詰めてきましたが、またハードポイントの見直しということになりますか。









