5年生の長男が、ちっとも速くなりません。少なくとも身体の成長分くらいはタイムが縮まないとおかしいんですけど、それすら無い。400mTTを走る様子を見ても意欲が感じられないので、「自転車面白くない?」と尋ねると、「あんまり・・・」との返答。「やめる?嫌なら無理に乗らなくても良いよ」と続けると、「じゃあやめる」とあっさり降車宣言されました。
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自分は幼少時代、親の強制で主に柔道・水泳・ピアノを習わされました。
柔道(小3~):
同級生はガタイの良い奴ばかり。自分は小柄痩身で基本的に歯が立たなかった。勝率はせいぜい1/30位かな。学校から帰ってすぐ、メシも食べずに3時間が週3回、道場ではやられっぱなし。楽しい訳が無い。
水泳(小2~):
息継ぎできなかったので、下から2番目のクラス。泳力の確認名目で、最大2.1mの深いプールを限界までバタ足で泳ぐことを毎回要求される。つまり溺れるまで泳がされるため、毎度ごくごく水を飲んでいた。先生(女性)に「溺れないよう台を置いてください」と訴えたが、「どうせすぐ助けるんだから言うとおりして」的な返答だった。結局泳げるようにはならず、得る物も無かった。
ピアノ(小2~):
先生は「まだ知らなくて良い」といって最後まで譜面の読み方を教えてくれなかった。教室は右手・左手・両手練習を繰り返す単純作業。教室発表会が最悪だった。先生はおしゃべりに夢中で、私の弾く曲の名前さえ教えてくれない(譜面は英字表記のため自分では読めない)まま壇上に立たせた。自宅では泣きながら弾かされた記憶ばかり残っている。
故にいずれも大嫌いでしたので、我が子には強制したくありません。
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長男は乗車後15分もすると、たいてい「背中が痛い」と言い出します。ブラケットポジションを嫌い、いつもドロップのエンド辺りを握っています。「ポジションが合っていないと思うから、気になる点を挙げて」と尋ねても「これで良い、乗り易い」との返答。「ハンドル広過ぎる? ブレーキ遠いだろ、それとシフト(ST-2200)変え難くないか?」と尋ねても、「大丈夫」と答えるだけです。どうやら、自転車自体にもあまり関心が無いみたいです。
「結果至上主義ではなく、楽しさを教えなければならない」 と、従来~少し前までのスポーツ事情を憂いた新聞記事にありました。安全上の問題以外で厳しくしたつもりはありませんが、着々とタイムを縮めていく他の子らとつい比較し、知らないうちに期待過多になっていたのかも知れません。
まずは、乗りたくなってくれれば良い訳ですね。
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前置きが長くなりましたが、そういう訳で表題の件。放置(泣)されている長男機を、勝手に高性能かつ実用的でカッコ良くフルチューンしちまいます。長男号の「ANCHOR RA5」は基本的に2200系SORAで組まれています。遊ばせている既存パーツだけで、かなりイケそうです。
FDとRDは、RFX8に着けていたULTEGRA SLを投入。プーリーもカスタマイズ済みです。小さい手では扱い辛いSTIは降ろして単機能のShimano600にし、Dixnaのマウント(新調)でコラムシフト化。レバーはRADACに着けていたSL-7900があります。シンプルなSISなら、シフト操作も分かり易いでしょう。ドロップバーも軽量でコンパクトなTNIの360mmがあります。ブレーキだけ手持ちが無いので、2200を磨いて我慢。バーテープは彼の好きな黄緑を準備しました。スプロケットを10速化・・・実験や最適化でバラ在庫していた4600と6700の歯を組み合わせると、12-28Tができました。チェーンリングは勿体無いので現状で。チェーンはローテーション管理していたX10SLを使用。ホイールは優秀な37mmを入れてやりたいところですがコスト的に無理なので、せめて奥さん号のきれいなR500を。カラータイヤを入れてやれば映えるでしょう。
キャノンデールっぽくなりますかね。乗りたくなりますよ絶対(^^)。