6月11日、土曜日
この日はシトシトと雨降る夜でした。
そして、とうとう開けまいとする扉を開けた夜でした。
前日は夜勤、しかも0時過ぎてからの出動依頼がハンパじゃない夜。
睡眠時間も二時間なかったかも。
しかも眠りの導入部にみた夢が尋常じゃない拷問をうける夢。おかげで寝た気が全くナッスィング。
翌朝の朝礼もほとんど記憶ナッスィング。
朝一番でやろうと思った仕事も全く手がつかず、意識朦朧のまま帰宅しました。
11時帰宅
その日夜勤のかみさんが気持ちよさそうに大の字で爆睡。
羨ましくも怨めしい。。。。。。
かみさんを病院へ送り出し夜勤のフリータイム突入。
しかし疲労困憊の体に事を起こす気力無し。
どうしたものか。。。。。。。。。。
こんなコンディションを変えるのは肉か麺しかない!
肉!ナッスィング!
近所のステーキ屋高い!
麺しかない!
麺や!
この日訪問したのは、八王子市堀之内、多摩ニュータウン通りを町田方面へ。
松が谷トンネルを抜けたら右手にみえる
『にんにくや』
に伺いました。
夜19時30分オープン、3時閉店の夜限定のお店。
なのに連日長蛇の列。
実はこのお店には、近所にもかかわらず一度も訪問していないのです。
行列に並ぶのは全く苦にならない私。最長2時間40分並んだ経験もある。
行列があるならとりあえず並ぶ、この信念がある私が一向に惹かれない。
本能的に避けているのは間違いない。
しかしこの疲労困憊が『にんにくや』を駆り立てる!
では並んでやろうか!
このお店はオープン前から行列ができる。では少しだけ遅れてもまぁ入れるだろう。しかしこれが見事に判断ミス。
店舗の裏に7台分の駐車場があるのだが既にそこから渋滞。近くにパーキングもない、かと言って路駐は避けたい。
「車からかいっ

」
とりあえず並ぶとしよう、そう決意をして40分。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
まさか駐車場渋滞は予想してなかった。
いざ店舗み向かうと………ブーーーーー!
すでに16名、、、、、、。
しかも雨。。。。。。
麺を食らうのに関係ない!
並ぶのみ!
そこから50分。
やっと店内へ。
券売機を買ってさらに待つのか。。。
メニューは醤油と味噌。ともにチャーシュー麺ありの4つ。
トンコツ醤油を詠うわりにライスが無いのがひっかかる。
チャーシューが売り切れ次第終了とある。チャーシュー推しかぁ。
ではチャーシュー麺を
¥1000
トッピングに海苔
¥100
あまりにも空腹なため大盛に
¥150
………んっ?替え玉?
ちょっとわからないが、たぶん細麺なんだろう。
店内は洋食屋のようなL字カウンター14席。
調理は店長のおじさん一人かぁ。そう考えるといろんな事が繋がってくる。
食器洗うのも食券集めるのも調理するのも一人ならライスの仕込みや提供までは難しいだろう。結構お年を召してる感じだし。
すでにここを利用している友人、かみさんが麺が柔らかい、硬麺をオーダーすると嫌なリアクションをすると言っていた。
納得。
一人で全てを賄うから麺の茹で時間も統一して提供したいのだろう。
イイおっちゃんだから仕方ない。
待つこと数分。
やはり細麺、長浜ラーメンレベルに細麺ストレート。
麺の茹で時間が短いから提供がスムーズ。客の回転が遅いのは食器洗いや替え玉のお客が多いからだな。
提供されてきた丼のスープが予想とは裏腹に澄んでいる。トンコツ醤油と云う割にはこの透明感にちょっとビックリ。
そしてタップリの背脂。
麺を持ち上げ一気にすすると、硬さが長浜ラーメンの普通かバリの感じ。麺の小麦粉の香りイイ。
口に広がるスープは丁寧に下処理したあっさりとしたトンコツ醤油。
ガツンとくると言うよりホッとする味わい。
そこに背脂の甘味がパンチを入れてくる。
三分の一ほど食し、カウンターの薬味をいれよう。
ラーメンスープ、胡麻、セルフでクラッシュするにんにく、紅しょうが、そしてにんにく唐辛子。
にんにくやの名前がよくわかる。
胡麻とクラッシュにんにくは想像できた。さらに三分の一を食し未体験のにんにく唐辛子へ、、、、、。
これはパンチがきくガツンとくる味わい。
あっさりでは物足りない人にはこのにんにく唐辛子で変化させるんだね。
背脂多めでにんにく唐辛子ならイイ具合にガツンとくると思う。
どんどん食していくと、だんだん麺が柔らかくなる。
そうか、替え玉のお客が多いのはそのせいなんだね。
とてもホッとする味わいの一杯を汁完。
必ずしも名店となる味ではないのにこの行列は、
「何食べようか?どうする?ラーメンにでもする?んじゃにんにくやに行こう。」
こんな感じの超地元密着型の気軽に行きたくなる、本来のラーメン屋の姿をみた気がします。
雨の土曜日に子供三人の家族連れで来るくらいなんだから。
雑誌やテレビにでなくとも、地元民の胃袋をガッチリ掴んで離さないこのにんにくや。
触れる雨も優しく感じる素敵な一杯でした。
ご馳走さまでした。
