なんのキッカケだったか、1人の人が「姉に比べて私は親から愛されていないと感じていた」と言う人がいた。すると、その場にいた何人かの人が「私も私も」と言うのでビックリした。
私は、小公女に憧れていつか大金持ちの優しいお母さんが迎えにくると妄想する事はあったが、
愛されていないと思った事はなかった。
なぜなら、母は私や弟を叱るときは「お母さん叩くよ‼️」と言うときには既に叩かれた後だというほど手が早かったが、叱り終わった後には必ず膝の上に抱っこしてギューっと抱きしめてくれた。
そして、
「この子はお母さんの好きな子‼️好きな子‼️」といいながら、泣き止むまでゆすってあやしてくれた。今、大人になってその時の思い出がいかに自分を支えてくれているかを思い知る。
認知症の母はどんどん症状が進んで、もう昔の事さえわからなくなりつつあるが、親って本当にありがたいものだなぁと、母には感謝しかないと思う今日この頃だ。